本のタイトル
本のタイトルを決めるということ
麗澤大学外国語学部准教授のジェイソン・モーガン氏。 1977年、アメリカのルイジアナ州に生まれ、テネシー大学で歴史学を専攻後、名古屋外国語大学、名古屋大学大学院、中国の雲南大学に留学。その後、ハワイ大学大学院で、東アジア学、特に中国史を専門に研究。卒業後、韓国で英語教師として働いたのち、再び日本に戻り翻訳に従事。フルブライト研究者として早稲田大学法務研究科で研究。アメリカのウィスコンシン大学で博士号を取得。そして現在に至る、という経歴の持ち主である。 当社からは、そうした経歴をもとに、『英語対訳で学ぶ日本』(共著)、『アメリカも中国も韓国も反省して日本を見習いなさい』という本を刊行していただいた。 現在、氏の3冊目の本である『アメリカン・バカデミズム――「反日」の本丸アメリカを撃て!』(育鵬社)が注目されている。 本書には、日本人にはあまり知られていない、アメリカの大学や学会の「偏向」ぶりが、氏の実体験とともに赤裸々に綴られている。「衝撃の書」である。 「反日」は中国・韓国だけだと思っていたら大間違い。その源はアメリカにある、ということが本書を読んでいただけるとご理解いただける。 ぜひ、「反日」ということに関心をお持ちの方には、本書を読んでいただきたい。 閑話休題。 ところで、本の編集者を悩ませる一番の問題、それはタイトル決めである。 『アメリカン・バカデミズム』 本書のタイトルは、著者の何気ない一言から生まれた。 『アメリカも中国も韓国も反省して日本を見習いなさい』 このタイトルは、語らずして、著者がそう言っているような気がしたから……。 〈育鵬社編集部〉ハッシュタグ
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