サトウキビやトウモロコシ由来の新燃料対応車が世界各国で走り始めた。 ブラジルは新車の7割が対応!　ガソリンに代わる次世代燃料を検証 ’05年２月に発効した京都議定書では、一定量の温室効果ガスの削減目標が定められたが、その解決の糸口として期待されているのが「バイオエタノール」だ。近年の原油高騰によるガソリン価格の値上げという追い風も受け、ますます注目されてきている。 いずれは枯渇するかもしれないと言われる“既存の化石燃料”に替わる新たな燃料「バイオエネルギー」は、“美しい国”を目指す日本のエネルギー政策の切り札となりうるのか？　各企業の取り組みと「バイオエネルギー」の課題・将来像に迫った