ブームの[困り顔美女]って何だ
2010.09.06
「アヒル口」に次いで大人気。
「ハの字眉と潤んだ瞳」のフォロモンの謎に迫る
【担当編集のコメント】
きっかけは加藤ミリヤだった。コンビニの雑誌コーナーに並んでいたギャル誌『BLENDA』8月号の表紙を飾る彼女の表情が、あまりにも困っていたのだ。「あれ、こんな顔してたっけ?」とモヤモヤ感がぬぐえず、調べてみると表紙だけではなく、CDのジャケもPVもみんな困り顔だった。しかも、検索エンジンで「困り顔」と検索すると、関連ワードとして「困り顔+加藤ミリヤ」が出てきた。なかには「加藤ミリヤの困り顔に困ります」という書き込みまで。さらに調べてみると、彼女だけではなく、OLのカリスマ・梨花もファッション誌の表紙のキメ顔も憂いを帯びた表情だった。
さらにさらに、女のコ向けストリート雑誌では、「困り顔メイク」の特集まで組まれており、「この秋絶対流行るSWEETこまり顔。キュート系のドールメイクVS強め系キャットメイク。この2大フェイスを攻略すれば、秋のメイクはカンペキです♪」との謳い文句まで。「困り顔の定義」といわれる八の字眉毛に潤んだ瞳にぽってり唇、頼りない感じの表情……なんだか惹かれる気がする。思い返してみると、男ウケする顔といわれる皆藤愛子、綾瀬はるか、最近ではAKB48のセンターにファン投票で選ばれた大島優子などもコレに当てはまる。
これはもしかして、ツイッターをきっかけに支持を集めた「アヒル口」の次に来る、フェロモンの新機軸なのかもしれない。そこで本誌は、「困り顔美女」の魅力に迫った!
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2010.09.06