更新日:2022年08月31日 00:34
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ド底辺高校「各学年に麻薬密売人がいる」

◆学生ごとに違法薬物を売買するグループが存在  未成年のあいだで窃盗、恐喝に加え顕在化しているのが薬物問題だ。全国的に若年層に蔓延している合法ハーブの吸引ならまだマシなほう。偏差値が低いいわゆるド底辺高校のハードドラッグの蔓延率は高い。Q県立高校の教職員・Sさんも危機感を抱く一人だ。
タバコ

タバコのほうがマシ!?

「タバコを吸ってもらったほうがマシですよ。今やヤニ臭い生徒くらいじゃ注意しない。それよりも、瞳孔が開いている生徒を探すようにしていますね。前に校内で覚せい剤がついたアルミホイルが見つかったことがあって、生徒に聞き取り調査をしたら、各学年に違法薬物を売るプッシャーグループがいることが判明したんです。しかも、トイレで取引していて驚きました。離れ棟の女子トイレの汚物入れからは、大麻やMDMAの入ったパケが見つかりました。結局、関わっている人数が多すぎて、学校側が犯人を特定することを諦めました。表沙汰になったら大変ですから……。もう僕みたいな体育教師が殴って体で覚えさせる時代ではないんですよ」  ド底辺高校で犯罪に手を染めた生徒が卒業後、詐欺グループの末端要員に“就職”することもしばしば。なかには、高校時代の仲間と新たな犯罪グループを結成する者たちもいるという。  高等教育の現場で、犯罪予備軍たちが育てられているとは……。世も末である。 ― [ド底辺高校]驚異のバカっぷりに唖然【5】 ―
ド底辺高校生図鑑

おもしろド底辺高校生たちが繰り広げる日常から、今の高校生の生態を探った一冊

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