ガリガリ君より早かった!元祖コンポタアイスの味は!?
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うーん……コーンポタージュの甘みを強くしてアイスにした感じ。って、そのままやんけー! とのツッコミもあろうかと思うけど、そうとしか言いようのない味なのだ。コーンポタージュのまろやかさと香ばしさを残しつつ、アイスとしての甘さもある。冷製スープの類が苦手な人でなければ、結構イケるのではないか。パッケージに「粒入り」とあるとおり何粒かのコーンが入っているのだが、それもラムレーズンアイスにおけるレーズンのように食感のアクセントとなっている。
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それにしても、なぜコーンポタージュをアイスにしようと思ったのか。
「弊社製品がトップシェアの分野であります、紙パック入のコーンポタージュのおいしさを活かしたアイスやドレッシング等の開発ができないだろうか、という経営トップの発想からスタートしました」(スジャータ めいらくグループ・名古屋製酪株式会社)
――従来のアイスのイメージと違う商品に、社内的に反対の声はなかったですか?
「常々、他社にないようなオリジナルの製品開発を心がけておりますので、特に反対意見などはございませんでした」
――商品開発にあたって、難しかった点は?
「とうもろこしではなくコーンポタージュの風味・まろやかさを出すこと、また、アイスに入っているコーンの粒の固さ・食感の調整が難しかったように思います」
新幹線での車内販売は、新青森駅開業に合わせた新商品「りんごアイス」発売の兼ね合いなどもあり今年1月で終了しているが、「車内での再発売を望まれる、一部、熱烈なファンの方もいらっしゃいます」とのこと。
ちなみに、「ガリガリ君 コーンポタージュ味」が話題になっていることについてどう思うかも聞いてみたが、「他社製品についてのコメントは控えさせていただきます」と、大人なお答え。まあ、ガリガリ君のほうは定番商品にはならないだろうし、コンポタなら負けないという静かな自信の表れか。
このコーンポタージュアイス、ぜひ食べてみたいという人は、東京駅の東海道・山陽新幹線ホームの売店(キオスク型ではなくコンビニタイプの売店でアイス類を扱っている店)で買えるので、出張や旅行のときにでも試してみては? <取材・文/日刊SPA!編集部>
この夏、話題を呼んだ「ガリガリ君 コーンポタージュ味」。「えっ、コーンポタージュをアイスに!?」という意外性もあって、生産が追いつかず販売休止になるほどの人気となった。
しかし、実はガリガリ君よりずっと早く、コーンポタージュのアイスが販売されていたのである。その名もズバリ「コーンポタージュアイス」。スジャータから2010年3月に発売された。
「そんなの見たことないんですけど」という人もいるかもしれない。それもそのはず、JR東日本の新幹線の車内と、東京駅の東海道・山陽新幹線ホームの一部売店のみの限定販売だったのだ。車内販売はすでに終了しているが、新幹線ホーム売店では現在も売られているという。
さっそく買って食べてみた。
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