ニューリッチにはなぜ「背の低い男」が多いのか?
「ネオヒルズ族」と呼ばれる男性たちがいる。旧ヒルズ族のように会社を作って上場させるというより、個人でインターネットなどで億単位を稼ぎ、札束を持ち歩き、タワーマンションに住む20代。テレビ・雑誌・ネット等で、彼らのドハデな生活ぶりや香ばしい噂を知ることができる。
それらを見てふと感じるのは――なんか、小さい。背が低いのである。外車のシートに埋まっている写真や、ネオヒルズ族が並んでいる写真などから推測するに、20~40代日本男児の平均身長である171cm台よりずいぶん小さい人が複数いると見た(全員がそうではないにしても)。
もしかすると、「成功へのガッツ」と「背の低さ」は関係があるのだろうか? それとも、意外性ゆえに目立つだけなのか?
コンフィデンス・シンキング』の著者である泉忠司氏、身長160cm。泉氏は、恋愛小説からビジネス本まで累計300万部の著書があり、大学講師、経営コンサルタントなどマルチに活躍する。この日、彼が滞在していたのは、会員制ホテルの最上階スーパースイートルーム、1泊50万円以上!
泉氏は小学校時代から整列すれば一番前だったが、「チビなおかげで足が速い」「最前列サイコー!組体操は一番上でラッキー!」と、「すべてを肯定的に捉えてきた」そうだ。
また、「モテない男のナンパ塾&婚活塾」塾長の藤田サトシ氏は身長164cm。しかもカツラ。それでも果敢にナンパを成功させてきた。「背の低い人は、『いつバカにされるかわからない』という恐怖心から、負けず嫌いになりやすい。やはりコンプレックスを持った人は強いんですよ」と言う。
2/12発売の週刊SPA!『新説「背の低い男は成功する!」は本当なのか?』では、当人取材と統計から、この説の真偽を探ってみた。 <文/週刊SPA!編集部>
そういえば、ソフトバンクの孫正義社長は身長160cm。昨年、アメリカの携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収したが、ダン・ヘッセCEOは190cmほどありそうな大男。孫社長とヘッセCEOの握手写真は、「小人が巨人を買った」と話題になった。
「背が低い人が成功するという仮説は、正しいと思いますよ」と断言するのは、『
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