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Xbox偏愛者の主張「格ゲー好きならXboxが最高」

全世界のコアなゲーマーに人気の次世代ゲーム機“Xbox One”。固定ファンは必ずいるもので、彼らにその魅力を語ってもらった ◆Xboxの最新機種が、満を持して日本上陸!
Xbox

Xbox Oneの価格は3万9980円(税抜き)。Kinectと呼ばれるデバイスの同梱版は、4万9980円(税抜き)で発売

 ’13年11月に海外で勃発した、プレイステーション4(以下、PS4)とXbox Oneの次世代ハード機闘争。4月中旬には、PS4が700万台、Xbox Oneが500万台の出荷を記録し、いい勝負を繰り広げている。  だが、国内に目を向けると、’14年2月22日に発売されたPS4が盛り上がったのは、発売当初だけ。Wii Uも苦戦しており、昨今の日本において、据え置き機が厳しい状況に置かれているのは、誰の目にも明らかだ。そんな状況下で、Xbox Oneは日本での発売を迎えるが、そもそもほかのハードと比べて日本でのシェアが圧倒的に低いうえ、各地の家電量販店で行っている体験会も盛り上がっていない様子。とはいえ、絶対数は少なくても固定ファンの思いは熱いのだ。 ◆格闘ゲーマーなら迷わずXbox!Windowsとの連携に大いに期待したい
ブンブン丸さん

ブンブン丸さん

「Xboxの魅力は、ネットワークの強さ」と語るのは、格闘ゲームの有名プレイヤーとして、ゲーム雑誌での執筆や、イベントのMCなどで活躍するブンブン丸さん。 「格闘ゲーマーの視点で言うと、オンラインでプレイすると、ちょっとしたラグ(通信速度のズレのこと)でも気になっちゃう。PS3はラグが起こりやすかったんだけど、Xbox 360はどのタイトルも比較的安定して、オンラインでプレイすることができた」  ちょっとしたラグが勝敗を左右しやすい、格闘ゲームのプレイヤーならではの意見だが、さらに「同じタイトルでも、Xbox 360のほうが、PS3よりフレームレートが優れているものも多かった」と指摘する。  フレームレートとは、3Dグラフィックの動画を再生するとき、1秒間に何回画面を書き換えることができるかを表すもの。フレームレートの数値が高いほど、画面表示は滑らかで美しくなる。 「だからグラフィックにこだわるコアなゲームユーザーの中には、PS3版ではなく、Xbox 360版を購入する人もいたね」  細かい違いにこだわるブンブン丸さんが、Xbox Oneで期待しているオンリーワンの機能が、 “Windowsとの連携”だ。 「現時点で明確なアナウンスはないけど、今後何らかの取り組みをしてくる可能性は高いと思う」  Xboxを手掛けるマイクロソフトは、OSの市場で圧倒的なシェアを誇る。XboxとWindowsが連携した、新たなエンターテインメントは、ファンならずとも気になるところだ。 【ブンブン丸さん】 『ファミ通』のクロスレビューのコーナーなどで活躍する編集者。動画やイベントのMCなども行う。詳細は、https://twitter.com/BUNBUN_fam ― Xbox偏愛者が語る「Xbox One」待望論【1】 ―
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