海外で出されているトンデモ日本食に絶句。ポテトサラダ寿司、ラーメン状の食べ物…etc.
「和食」が世界無形遺産に登録されて早一年となる昨今、日本料理の世界進出が勢いづいている。’14年12月8日、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)が、シンガポールのジャパンフードタウン事業と、アジア・欧州地区で「博多一風堂」を出店する力の源ホールディングスへ7億~13億円の出資を決定するなど、政府からの日本食への支援も進んでいるようだ。
しかし、まだまだ海外では「謎の和食」が幅をきかせている。その一旦を、写真とともに見ていこう。
◆具はカニカマ、スープは醤油だけのラーメン状の食べ物
チャーシューの代わりにカニカマが浮く、ラーメン状の謎の代物。スープもダシなどは取られておらず、醤油を加えただけなので、味は貧弱。左奥に写っているのは、まったく味がしない混ぜご飯。イギリス・ブリストルで発見。
◆炭水化物の二重奏、ポテトサラダ寿司
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=769953
酢飯とポテトサラダという予想外のコラボ。ほかには、昆布のようなものを載せた「海藻寿司」も出てきた。上海で発見。
◆焼きそば?
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=769939
乗っている野菜は生。ダシの概念がなく、何故か醤油と酢を大量投与という勘違い日本食の典型のような味。あまりの酸味の強さに、食後はコーラで口をすすぐはめに。ポーランドで発見。
◆ほかにも狂気のメニューが!
このほかにも、チョコ寿司、マンゴー寿司、チーズ&レーズン入り味噌汁、カチコチに焼かれた「神戸牛」が載ったフランスパン、唐辛子ツナ巻き寿司、ウィンナー寿司などなど、日本人からすれば狂気のメニューが地球上を席巻しているのだ。
もちろん、異文化が触れあいまったく新しい味がうまれることは否定しないが、ここに紹介したものたちの味は……推して知るべし!!
※12/22発売の週刊SPA!では、「世界のデタラメ日本食ブームを食い止めろ!」という特集を掲載中。ここに紹介したような「トンデモ日本食」が生まれる背景と、それらに立ち向かう在外邦人の奮闘をリポートしている。
本誌構成・撮影/カルロス矢吹 再構成/SPA!編集部
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