ブラック企業の見抜き方――給与欄に「基本給と手当」を別々に表記してない企業は要注意
逆に情報収集のあてにならないのが、OB訪問だ。
POSSE」代表。年間2000件の労働相談を受ける。新著『求人詐欺 内定ごとの落とし穴』(幻冬舎)
― プロが使う[(秘)ネタ元]教えます ―
「ブラック企業で働いていても、当人にもプライドがあって、なかなか本音は言えないものです。それよりも周囲の人に、その人の生活ぶりを伺います。例えば友達の親戚などに、志望の会社に勤める人の家族がいたら、結婚しているか、子供がいるか、きちんと帰宅しているか、健康状態はどうか、など聞いてみるんです。言葉はウソをつきますが、暮らしぶりはウソをつかないですから」
あとは会社に労基署の捜査が入っていないかを調べるそう。
「よほどの違法でない限り、労基署の捜査は大きな事件として報じられないので、見落としている可能性がありますから。しかし図書館で大手4紙の記事を遡って検索するだけでも、意外とこの手の記事は見つかるんです」
【今野晴貴氏】
NPO法人「1
2
『求人詐欺 内定後の落とし穴』 話が違う!! 人事部の罠をどう見抜く?どう闘う? 就活・転職の新常識 |
『POSSE vol.26』 残業代ゼロ法案にだまされないために15分でわかる「残業代ゼロ法案」をめぐる議論 |
『就職四季報 2017年版』 採用実績、残業状況、有休取得状況、30歳賃金などはもはや定番。人事に直接聞きたくても聞けない情報が盛りだくさんです。 |
ハッシュタグ
日刊SPA!の人気連載