ゴルゴに引退はあるのか?

『ゴルゴ13』
さいとう・たかを(’68年連載開始)


【作品解説】
敏腕スナイパー「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く。麻生首相がこれを読んで世界情勢を勉強していると言われるほど時事ネタを取り込んだストーリーで、連載40年を経た現在も余裕で継続中

 25年後には引退して、別の仕事をしているとの声が多かったゴルゴ。しかし、「殺し屋プロダクションの社長になり育成にあたるが、無口なので的確な指導ができない。しかも天才肌だから『銃構えて、相手がスッと来たらパンッだ』なんて、長島茂雄ばりの雰囲気指導で人が育たず経営危機」(30歳・男)と、独特のキャラが災い。「語学が堪能なので同時通訳になるが、声が小さくて仕事にならない」(30歳・男)、「グアムで射撃場を経営。マニアには定評があるが、銃の扱いに厳しく観光客向けガイドブックの評価はイマイチ」(30歳・男)など、第二の人生は意外と前途多難のようだ。

 そんななか「莫大な資産で証券市場に参入。謎の投資家としてライフルではなく相場勘を武器に活躍」(37歳・男)ってのは向いてそうだけど、サブプライム問題とかリーマンショックとかあるし、それはそれで大変か。一方、現役続行派の予想は「年齢不詳で白髪混じりの外見ながら、息子と噂される謎の若いパートナーと共に第一線で活躍中」(43歳・男)と、相方つきに。もしや介護の役割も担ってたりして。

 つーか、そもそもゴルゴの25年後って、いくつなんだ? 「初期は作者より1歳年上とされていたようです。とすると現在73歳。25年後はテロルをビジネスにするゴルゴが、テロリスト撲滅を推進する米大統領と対立し、98歳にして個人vs国家の超人的な戦いを繰り広げているのでは」(斎藤氏)。

 よっ、高齢化社会の星!

― マンガ&アニメ あの名作の[25年後]を勝手に大予想!【7】 ―




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