ビンボー飯でもマッチョになれる!栄養士&学生ビルダーに聞く「オススメ食材」
景気回復などどこ吹く風。相変わらずランチ代の節約を余儀なくされる人も少なく無いだろう。
ランチ代は削りたい。されど筋肉は付けたい。そんなマッチョ志向の人は何を食べるべきなのか。
管理栄養士の川端理香氏に話を聞いた。
「やはり大事なのはタンパク質を多めに摂取すること。そして予算の関係で何かを削るなら、エネルギーにはなっても、筋肉にはならない糖質(ご飯、パン、麺類など)を削りましょう」(川端氏)
具体的に何を食べればいいのか。
「コンビニでの昼食なら、おにぎりは1個にして、具は『納豆巻き』『鮭』などのタンパク質の含まれるものに。そしておかずには、タンパク質だけでなく、関節を強化するコラーゲンも含まれる練り物(おでん、かまぼこ等)か、ゆで卵、サラダチキン等に。飲み物も牛乳、豆乳にしましょう」(川端氏)
3/15発売の週刊SPA!「499円以下で[完璧な昼めし]ガイド」では、栄養士の慣習のもと、弁当・外食などで499円以下なのに完璧なランチを食べるためのオススメ店舗や食べ方を東京・大阪を中心に紹介している。もはや、脱「オンリー立ち食いそば・丼もの」だってワンコインでお釣りが来る時代なのだ! <取材・文/週刊SPA!編集部>
では現役のマッチョたちはコンビニで何を買っているのか。東北大学ボディビル部の山本航平氏に、部員たちに人気の食べ物を聞いた。
「まずはサラダチキン。部員の間でも、SNSでアスリートの投稿とかを見ていても、食べている人が多いです。あと、鶏肉以上に気軽に食べられて安いのが納豆。僕は金銭面で余裕がないのでプロテインも飲んでいませんが、納豆でリカバーをしています」(山本氏)
また両氏とも「魚の缶詰」も推薦。「さばの水煮はたんぱく質だけでなく、血液を作る鉄分も豊富。それで価格は100円程度とコスパが素晴らしいです」と川端氏。
「さんまの蒲焼きは手軽に魚を食えて、うまいし安いのでよく食べます。料理をしない学生の僕らには缶詰はありがたいです」(山本氏)
コンビニでの買い物ではたんぱく質の含有量をチェック。外食の際も「牛丼屋では半熟卵か冷奴を追加。ハンバーガー屋ではたんぱく質が多くヘルシーなベーグルサンドを探す」(山本氏)など、常に筋肉を意識することが大事なのだ。
「またアスリートの間で評判なのが『すき家』の牛丼ライト。ご飯の代わりに豆腐を使っているので、筋力アップには最適です」
もちろんいずれの食べ物も、食べただけでは筋肉はつかない。筋トレをした後の摂取を心がけよう。
以上、工夫次第では節約メニューでもビルドアップした肉体を作る食事は可能だ。さらに、そんなにストイックな食事ではなく、ボリュームたっぷりの定食や栄養バランスバッチリの食事など、499円で!? と思わず目を疑うほど美味しそうなランチだってあるのだ。
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