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女子バレー長岡望悠、タイではアイドルなみの人気。“左の剛腕”で勝利へと導け<女子バレー世界最終予選>

 5月14日、リオ五輪への切符をかけた「バレーボール世界最終予選(OQT)」が開幕。世界ランキング5位の日本は、初戦で同21位のペルーに3―0のストレート勝ち。続く15日の第2戦では、登録メンバー14人全員が出場し、同26位のカザフスタンを3―0と圧倒し2連勝となった。17日は宿敵・韓国と対戦する。
バレーボール世界最終予選|バボちゃんネット - フジテレビ

「バレーボール世界最終予選|バボちゃんネット - フジテレビ」公式HPより

 ロンドン五輪銅メダルで、4大会連続の五輪へ好スタートを切った日本だが、勝利の立役者となったのはサウスポーの長岡望悠だった。初戦の緊張感からか、予想外に苦戦した第1セット奪取の原動力となり、チームを快勝へ導いた。強烈なスパイクで最多の20得点を挙げ、15日のカザフスタン戦でも持ち前のスパイクで8得点を挙げ、第2戦終了時点ではチーム最多の28得点を誇っている。  ボーイッシュで厚い唇が印象的な長岡は、貴重なサウスポーのウィングスパイカーとして今後の女子バレー界を牽引する24歳。春校バレーで前人未到の5連覇を達成した大分の名門・東九州龍谷高校出身。なぜかタイの女性たちから大人気で、熱狂的なファンを多数抱えている。バレーボール人気が高いタイでは、ファンクラブができるほどで、対戦すれば長岡のプレーに同国選手並みの大歓声が上がるという。  昨年8月16日放送のフジテレビ『ジャンクSPORTS』に出演した長岡は、タイで行われる試合で「サーブを打つ時にホームみたいに歓声を受けます」と告白。木村沙織も「本当に凄いです。大人気です。警察がまわりを歩くくらい。空港でも望悠が歩くとその後ろにタイ人がバーってついてくる」と語っていた。
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アイドル的な人気ぶり
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