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遺伝子検査を利用したダイエットに成功。検査はどこまで信頼すべきか

 ダイエットで思っていた以上の効果が出たため、がぜん、遺伝子検査への信頼度が高まった田山さん。次に関心を向けたのが、子供の遺伝子だった。 「子供の将来の学習能力や身体能力を診断してくれる遺伝子検査があると知って。子供が成長していく上で、自分にどんな能力があるかわかれば楽だろうと思ったんです。子供に検査を受けさせよう!と思ったんですが……。妻には、『子供の将来の可能性が狭まる! そんなので決めないで!』と激怒されました」  あまりにも、子供の検査を頑なに嫌がる妻の姿を見て、田山さんの頭をよぎったのは、ある疑念。 「もしかして、俺の子じゃないんじゃないかって不信感を抱いてしまって。まぁ、勘ぐりすぎだとは思うんですけどね……」 ※一般向け検査の拡大でより気軽に自分の遺伝情報がわかるように ここ数年、サービスが拡大しているのが「消費者向け遺伝子検査」。申し込むと検査キットが自宅に届き、頬の粘膜や唾液を自分で採取し送り返す。数週間後、ウェブサイトなどで“遺伝的傾向”が報告される。検査できる項目はがんや生活習慣病、性格や祖先、子供の才能など多岐にわたり、価格もさまざま。 ― [遺伝子検査]で“本当の自分”はわかるのか? ―
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