20代丸の内OLたちの副業事情「パパ活まではしないけれども…」
FacebookにかわりInstagramが台頭して久しい昨今、華々しい私生活を顕示するために自らに無理を強いている20代女性は少なくない。Twitterで見られる「キラキラアカウント」はその典型例と言えるが、そこにはニセブランド品を売りつけて逮捕された ばびろんまつこ氏のように、SNSで見せる自己とリアルのあいだに著しい乖離が存在しているケースが大半だ。
今年に入り、メディアで「パパ活」がとりあげられるようになったのは、彼女たちが経済的に困窮していることの証左と言えよう。事実、20代の事務職OLの場合、手取りはせいぜい18~25万円程度。近年ではボーナスが支給されない会社も多く、有名レストランに足繁く通い、高級バッグを揃える華々しい生活を送るのはまず難しい。
では、彼女たちはどのようにして生活を送っているのか。この状況から、全ての貧乏OLがパパ活に走っていると結論付けるのは安易だ。パパ活まではしないけれども副収入を得ている丸の内、赤坂、新橋で勤務する20代のOLたちから、具体的に現在の副業を聞いてみた。
「マーケティングの営業をしているのですが、クライアントのInstagramアカウントの運用を個人的に請け負ってます。韓国語と英語のハッシュタグを入れたりして実際にコンバージョンもあがってるのでかなり戦力になってるみたいです。具体的な見積もりは言えないけど月に8万円くらいもらってる」(25歳・営業・文京区在住)
「一番仲が良い取引先の映像関係の会社と個人的に仕事をしてる。撮影場所とエキストラの紹介をしてだいたい月に6万円くらい。特に、テレビの仕込み用に20代のOLとか女子大生を使うことが多いので、人脈を使ってたくさん紹介してます」(26歳・営業・港区在住)
全ての貧乏OLがパパ活に走っているというわけではない
取引先とコッソリ副業
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