成績優秀で肖像画、合コン設定で1万円など、ユニークご褒美を制度化

成績優秀で肖像画、合コン設定で1万円など、ユニークなご褒美が多数

「アメとムチ」というわけではないが、罰則ばかりでは社員の士気も下がる一方。その点に注目し、ご褒美を制度化している企業も存在する。例えば小林製薬では、基本理念に「誉める経営」を掲げていて、「優れた成果を上げた社員に対する表彰制度が充実しています。最高100万円の社長特別賞から5000円の努力賞まで細かく設定されており、今や社員の年間提案件数は4万件。実際100万円の特別賞を受賞した人もいます」(同社・広報部)

 提案がもとで、「液体ブルーレットおくだけ 無色の水」などのヒット商品が生まれたというから、ご褒美が会社に与える効果は計り知れない。

 規定として明文化していないにしても、「朝、社内で一番早く出社すると、ご褒美として現金500円がもらえます」(28歳・商社営業)、「うちの会社では、夜9時過ぎまで残業をしていると、社長が残業している社員全員に出前のうどんをとってくれる」(30歳・法律事務)というアットホームな企業も多いようで。金額自体は低くても、褒美があるだけで社員のモチベーションはだいぶ違う様子。

 もっとも、ご褒美ならなんでもいいというわけではなく、「うちの会社では残業すると、カップラーメンが1個もらえます。ただし、残業代の代わりですが……」(45歳・建築)、「営業成績がいいと社長の肖像画がご褒美にもらえる。いらない!!」(42歳・サービス業)、「一番安い飲み会の場所を見つけた人は、宴会費がタダに。でも、回を増すごとにみすぼらしい居酒屋で行われるようになってしまい、今や宴会費がタダになってもあまり嬉しくない」(37歳・福祉)など、あまりに褒美の質が低いと、逆に悲壮感が漂ってきてしまう傾向も。

 実際、もしももらえるのなら、一番嬉しいのはやはり現金だろう。

「うちの会社では、男性同業者を引き抜くと、賞金がもらえます!」(47歳・証券会社)、「製品不良を発見した人に、毎年社長賞の金一封が贈られる」(29歳・自動車製造)というような、まっとうな報奨金制度は、うらやましい限り。

 一方で、「給料日が遅れる月は1万~2万円を上乗せしてくれる」(22歳・自動車販売)は嬉しいけれど、遅れること自体ヤバいのでは。また、「ほかの社員の内部告発を、表に出る前に未然に防ぐと金一封がでる」(32歳・SE)という事例も。会社の隠ぺいに手を貸すようなマネをしたら、もらった後に後悔しそうだが。

 また、業務とは関係ないのに、高額のご褒美をもらえてしまう、なんともうらやましいケースがこちら。

「うちの40代の課長は、年の割に合コンが大好き。なので、合コンを設定すると、お小遣いに1万円もらえます」(32歳・人材育成)

 こんな課長がそばにいたら、本来の業務より、むしろ合コンセッティングに命をかけてしまいそうだ。仕事ははかどらないだろうけど、課長との関係も良好になるうえ、自分もお小遣いが稼げるとあらば、結果オーライということで。

― 我が社の[(驚)罰則規定]爆笑&激怒リポート【6】 ―

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