オカリナ占いの音色に導かれて、退職届を提出

オカリナ占いの音色に導かれて、退職届を提出
斉藤良太さん(仮名)25歳・フリーター


 IT系企業から転職したいが、次の仕事が決まらない。そんな焦りをかかえていた斉藤良太さんの背中を押したのは、占い師の一言。

「自宅の最寄り駅に、いつもオカリナを吹いている占い師がいて、変な人だなとずっと気になっていたんです。飲み会の帰りにふと思い立って占ってもらったんですよ」

 斉藤さんが声をかけると、占い師はオカリナを吹くのをやめ、本を見ながら占ってくれたという。

「オカリナは単なる趣味だったらしいです。しかも、渡された名刺に書かれていた肩書きは『ちんどん屋』(笑)。本人は『占いはライフワーク』だと言っていました」

 占い師に「会社を辞めるなら1か月後か、3か月後」とアドバイスされた斉藤さん。その言葉に従って、退職の時期を決めたという。

「『仕事を辞めるとしたら、いつ頃がいいですかね?』と自分から質問したので、その占い師が特に何かを当てたわけでも何でもないんです。でも、具体的な時期を示してもらったことだし、これも何かの縁かなと思ったんですよね」

 さらに、斉藤さんは退職と同時に、一人暮らしまで始めてしまう。

「本当は、次の仕事が決まってから実家を出るつもりだったんですよ。でも、母親に『来年は大殺界だから、引っ越しちゃダメ! 家を出るなら今年中にしなさい!!』と言われ、年末に大慌てで引っ越し先を探したんです」

 退職から3か月。貯金残高は数万円を切ろうとしている。だが、転職先は未だ見つかっていない。

― 占いで[人生成功/大失敗]白書【2】 ―




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