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WBC直前の「侍ジャパン強化試合」が空席だらけの理由――チケット料金が高すぎ!?

 そして、4試合とも地上波で放送されることも少なからず影響しているだろう。「日本代表 対 メキシコ代表」の11月10日はTBS系列、11日はテレビ朝日系列、そして「日本代表 対 オランダ代表」の12日はTBS系列、13日はテレビ朝日系列。3,000円の指定席C(ドーム後方3階席)で米粒ほどの選手を眺めるくらいならば、地上波でじっくり楽しみたいと判断した野球ファンは少なくないだろう。  広島東洋カープと鈴木誠也選手のファンという20代のカープ女子からは「ファンの声援、満員のスタンドの光景は選手にとっても励みになるはず。少しでもチケット料金が安かったら毎日応援に行けますし、満席にして見栄えよくすることが一番大切じゃないかと感じます」との声も。また、北海道日本ハムのファンという30代の男性からは「国際試合のチケットが高すぎます。そして、プロ野球ファンは贔屓チーム愛を優先するのではないでしょうか。選手が好きと言うより、チームが好きな人のほうが多い傾向もあるのでしょう」との意見があった。  来年のWBCで再び、野球世界一の座を目指す侍ジャパン。“本番モード”の強化試合と謳われた初戦の侍ジャパンは7対3でメキシコに完敗し、場内には罵声が飛ぶこともあった。侍ジャパンの課題だけでなく、運営側にも何かしらの課題が残る一日だったのではないだろうか。 <取材・文/北村篤裕>
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