また、姿勢が悪いまま長時間作業を続けるのも、首や腰に痛みを抱え、これすらも脳に負担になる。「姿勢が悪いだけで意識が散漫になるので、作業効率は3割も落ちます。改善は簡単でPCモニターを目線の高さにしたり、キーボードを膝の上に置くなどするだけで、劇的に疲れは感じなくなります」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1243109 　石川氏は、疲労回復のためにもっとも重要なポイントは、「仕事中心にならないこと」だと断言する。 「こまめに休憩したり、寝たりするのは重要な行動だと知ってほしい。だから堂々と帰ってしっかり休息する人こそ優秀なのです。40代になると自分の好調や不調を知ったうえで仕事を進めるべきだと思います」 ＜これをやると余計疲れる！＞ ・長時間座ったまま集中する ・イヤイヤ仕事を始める ・終わり時間を決めない ・メールをすぐ返信する ・非現実な時間管理をする ・仕事中SNSを見る ・姿勢が悪いのを放置する ・休息に罪悪感を持つ 【石川善樹氏】 予防医学研究者・医学博士ビジネスパーソン向けにヘルスケアの講演・執筆活動を行う。著書に『疲れない脳をつくる生活習慣』（プレジデント社） ― 疲労を超回復させる秘術 ―