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女性誌SEX特集「マグロ女は罪」!?

『an・an』が最初にSEX特集を行ったのが’89年。オンナがSEXをおおっぴらに語ること自体が話題となったのも今は昔。20年の時を経て、他の女性誌を含め、その内容はより過激に、よりあられもなく……普段、あまり見ることのない女性誌のSEX特集を覗いた! オンナたちは技巧に走り始めた!? ◆あくなき体位への探究心  女性誌SEX特集で、ここ数年、顕著なのがハウツーの充実っぷり。マグロ女は罪とばかりに、体位の解説もコト細かい。 『MORE』’08年8月号は、読者アンケートから、「正常位・騎乗位・後背位の3体位をリピート」するのが、「体位のお手前」と定義。他人のSEXはまあ、気になるものではある。が、今やカジュアル系ファッション誌でも、フツーに「江戸時代から伝わる男女の愛し方をすべて紹介! Let’sトライ!四十八手」(『SEDA』’08年7月号)、「SEXのSはSPORTSのS Let’s try 48手!」(『Zipper』’08年9月号)と、四十八手を紹介する。  まあ、『TRINITY』vol.22のように、女性がキレイに見える四十八手」という切り口は、いつでもキレイに見られたいという女ゴコロと言われればわからなくもない。が、よくわからないのは、『OZ magazine増刊』’08年5/12号の「姓名H星座で占う あなたが輝く四十八手ちゃん」。古代オリエント文明に起源を持つ姓名H星座とやらから、魅力を引き出す四十八手を占うというものだが、なぜ江戸時代に生まれた四十八手と古代オリエント文明の占星術が結びつくのか? 加えていうなら、なぜ四十八手に“ちゃん”をつくのか!?  そして、SEX特集のパイオニア『an・an』はというと……。’07年1/10号で、「今年を大人の女のセックス元年に!」と高らかに宣言し、「M的なオトコが増えてきた今こそ、騎乗位の研究が急務」「人気のガニ股騎乗位は円運動でのじらしから」などと「女性主導の体位」を列挙。さらに、’08年1/16号になると、マンネリ気味のカップルに「男にとっては屈辱的な“チングリ返し”を解禁!」と痴女プレイを提案。解禁って言われても……ねえ。 ― もはや臨界点超え![女性誌SEX特集]の凄い中身【1】 ―
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