幼稚園の行事でムチャぶりされるパパたち「フレンチのシェフという理由でバザーのたこ焼き係に…」
また、こんな話も……。
「カメラマンという職業を知られた瞬間から、保育園のすべての行事で専属カメラマンに。最近の人って子供のためにすごい機材持ってるじゃないですか。だから、運動会とかで撮影してると僕が一番貧相な機材だったり(苦笑)。僕の機材見て『プロなのにあんまり高いレンズ使わないんですね~』とか言われることもありますね。余計なお世話だよ!」
苦笑いしながら話してくれたのはカメラマンの谷村昌彦さん(仮名・35歳)だ。そして谷村さんの取引相手の出版社で編集をしている吉田孝義さん(仮名・43歳)はもっと悲惨な目に……。
「編集やってるからって、幼稚園の新聞から卒園文集まで、新聞・文集係として発行物を全部押しつけられました。一緒の係になったパパがほかにも3人いたけど、『我々が手伝うと、本職の方の邪魔になるだけだから』ってほとんど協力しない。完全にブラック企業状態でしたよ」
プロの仕事を軽々しく考えてKYな要求はするものではない。
― [パパ友]はつらいよ ―
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