同じ「ヤリチン」でも2種類のヤリチンがいる! 日本人男性のセックス観が多極化した理由
端的に言えばどちらもヤリチンなのだが、同じヤリチンでも一体なぜここまで二極分化が明らかになってきたのだろうか?
「そもそも個人のセックス観はデリケートで、これまでは他者に向かって発信することはほぼなかった。でも今はインターネットがあります。ネット上では匿名で発信できるし、非常に多くの情報が得られる。自分の欲求に気づきやすく、さらにそれを肯定できる環境が整ってきたんですよ。それにより、セックス観の多様化、二極化が進んだのではないでしょうか」
そう語るのは、精神科医で心理学系サイトを運営するゆうきゆう氏だ。
一方、AV監督・二村ヒトシ氏は、セックス観が偏ってくる理由について、男性側の欲求という観点からこう分析する。
「ことセックスに関してはそれが承認欲求というか、『オレはこういう男』と考えることに結びつく。さらにいえば、セックスできるかできないかで、自身の価値を推し量るような風潮もそれを後押ししている」
果たして、日本人男性をそのセックス観でポジション分けしてみると、いったいどのような傾向が見えてくるのか?
「週刊SPA!4月4日号」特集記事「セックス右翼とセックス左翼」では、日本人男性をセックス観別にカテゴライズし、ポジションマップを作成。すると、そこには日本人男性が性に対してどのような「思想」を抱いているのか、セックス観における「右翼」「左翼」とでもいうような傾向が浮かび上がってきたのだ!
あなたは果たして、右翼/左翼(あくまでもセックスについて)どちらなのか?<取材・文/週刊SPA!編集部>
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