更新日:2022年08月28日 09:14
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ネットを使って違法行為をする“隠れ半グレ”が増加

半グレ 取材班が会った20代のなかには、従来の半グレのイメージに近いオラオラな者もいたが、そんな彼らも逮捕やトラブルをキッカケに変わっていった。六本木の不良グループに属していた本田良明氏(仮名・29歳)もその一人。 「闇金業者をやっていた仲間が、顧客名簿を盗もうと事務所を漁って、ヤクザに見つかったんです。そいつはマンションの3階から飛び降りて逃げたんですが、結局あとで捕まって音信不通に。1か月後にようやく現れたと思ったら、ボコボコにされすぎて歩き方がペンギンみたいになってました」  仲間の変わり果てた姿を見て、グループは解散。本田氏も運送会社で働きながら、「こっそり小遣い稼ぎをするぐらい」だそうだ。 「ギャンブルにしても、昔は裏カジノやマンション競馬に行ってましたが、今は海外のサーバーを使ったサッカー賭博にシフトしてます。オッズはLINEで送られてくるし、試合も家で観れるから、捕まるリスクも少ない」  パソコンやスマホ一台で“手軽”に違法行為を行う世代の若者たち。大人たちからしてみれば「ステルス機のように正体が見えない」という若者世代の特徴が犯罪の世界でもみられる。大っぴらに暴力を振るうような若者が減るのは大歓迎だが、気づかずに犯罪者に接してしまう危険は増している。 ― [ステルス世代]の若者たち ―
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