世にも恐ろしい「女上司」のヒステリー
週刊SPA!1月24日発売号では「管理職になると狂う女の共通点」と題した特集を組んでいる。中田さんのようにダメージを負った男性社員の恨みつらみのオンパレードだ。女上司に悩む男性以外にもぜひ読んでもらいたい。 <取材・文/黒田知道 イラスト/森宏>
男性にとって女上司はなかなか付き合いづらいもの。日本の女性管理職比率は約10%と先進国では最低レベルだが、多数の被害報告が寄せられている。そこで20代~30代の男性100人に「あなたの会社にいる困った女性管理職」のアンケートを実施したところ、以下の結果となった。
1位 ものすごくヒステリック
2位 マイルールがすぎる
3位 好き嫌いが激しい
4位 無責任
5位 嫉妬深い
6位 言ってることが変わる
7位 セクハラ
8位 女を出しまくる
9位 やたらと干渉してくる
10位 そのほか
第1位の「ものすごくヒステリック」について元IT会社勤務の中田幸弘さん(仮名・29歳)はこう証言する。
「前に勤めていた部署の40歳の次長のことを思いだすだけで吐きそうです」。なんでも、彼女のせいで職場は常にピリピリしていたという。「仕事でミスをすると、感情的に、底なしに怒られ続けるのから精神的にキツイ。『どんな育ち方してきてんの?』と人格否定されることもしょっちゅう。ひどいときは1時間も立ったままお説教」
この女上司は「地雷」がわからないのも大きな問題だったとか。「机に飲みかけのペットボトルを置いているだけで、『みっともない!』と怒鳴ったり、機嫌を取ろうと、お菓子を持って行ったら、『いらない!』と一蹴。参りました」
ただでさえ激務であったこともあり、誰もがモチベーションを失い、1年で10人が退職。中田さん自身も胃潰瘍に。身の危険を感じ、同僚たちと結託して社長に女上司を転属させてほしいと直訴した。
「が、突然、彼女が社長の目の前で泣き出して、いかに自分が会社のために頑張っているか感情的に訴え始めたんです。結局、この泣き落としが功を奏して逆に僕たちが怒られるはめに」
結局、中田さんは心労で退職。抵抗した代償は大きかったようだ……。
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