誰にでも一度は経験がある「やれたかもしれない夜」――女性はSEXシグナルを放っていた…
金曜23時過ぎの新宿、仕事を通じて知り合った女性と飲んでいた太田有志さん(仮名・37歳)は、想定外の展開に立ち尽くすことになった。
「雰囲気のいいビストロでしっぽりと飲んでいたら、じっとこちらを見つめてきて、明らかにそういう雰囲気に。でも、ホテル街に向いながらなんとなく誘ったら、なぜか失望したような目をしながら拒絶されました」
これまでの経験則をもとにすれば、間違いのない流れだけに太田さんのショックは大きかった。いまだに「何がいけなかったのか」と思い出すという。しかし、こういった男性からの被害報告は決して珍しくない。
「居酒屋で隣の席に座った女のコと意気投合してカラオケに。歌っていると、あっちから手を握ってきたりして、このままイケるだろうと思っていたら、終電であっさり帰宅された」(35歳・出版)
「終電もなくなったからと、一緒に飲んでいた居酒屋からウチに来た会社の後輩。家で軽く飲み直してら、当然、『やっぱり帰ります』って……。引き止めたら、すごく迷惑そうな顔をされたのはいまだにトラウマです(39歳・メーカー)
男から見れば、間違いなくイケるはずだった展開。どこで読み違えたのか。
「女性の『SEXしてもいい』と『SEXしたくない』は男性が考えている以上に目まぐるしく変化します」
そう女性の心理を語るのは、多くの男女関係を収集、分析してきた恋愛統計学士のクリスティー.氏。
「ヤレるシグナルを出しているタイミングにモーションをかけないと、すぐに『したくない』フェーズに入ってしまうことは珍しくありません。それまでの関係性にかかわらず、二人で食事に行けば、女性もそのあとの展開は意識していたはず。本来ならSEXへのステップは確実に進んでいたのに、前出の男性のようなになってしまうのは、シグナルを読み違えたのが原因だと考えられます」
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