恋愛・結婚

出会いが一番多そうな県は東京、ワーストは? 47都道府県ランキング

 さらに、未婚の男女が出会いやすい環境なのかも問題だ。  そもそも日本全体の未婚男女比率は男性のほうが多いのだが、この比率が1:1に近いほど男性にとっては交際相手を見つけやすい環境にあると考えられる。  平成27年版「国勢調査」から25~44歳の未婚男女人数を基に、女性を1と設定して都道府県ごとの未婚男女比率を割り出してみた。1に近い上位へ行くほど男性にとって有利な傾向だ。この結果を見ると、意外にも「男らしい男ばかりで、女性との出会いを求めてなさそう……」との声もあった鹿児島が1位にランクイン。福岡、大阪、奈良と西日本が近い。 <未婚男女比率> 1位 鹿児島 1.103 2位 福岡 1.118 3位 大阪 1.147 3位 奈良 1.147 ~ 44位 福島 1.633 46位 茨城 1.643 47位 栃木 1.677  一方、マイルドヤンキーたちによる早婚のイメージがある茨城や栃木は少ない女性を争うという傾向が。強者になりえない男性にはツラい環境か。  しかし、男女比率は必ずしも婚姻率とは相関関係にはないようで、人口1000人における婚姻率(厚生労働省「人口動態統計」’17年より)を見ると、1位東京、2位沖縄という結果に。 <婚姻率> 1位 東京 6.45組 2位 沖縄 6.07組 3位 愛知 5.49組 ~ 45位 新潟 4.09組 46位 山形 4.02組 47位 秋田 3.53組  特に注目すべきは2位の沖縄で、一生のうちにどれほど子供を産むかという指標「合計特殊出生率」(総務省統計局の「統計でみる都道府県のすがた 2017」より)では堂々の1位を獲得している。南国の陽気な雰囲気も相まって子づくりに励む人たちが多いのかもしれない。 <合計特殊出生率> 1位 沖縄 1.86人 2位 宮崎 1.69人 3位 島根 1.66人 ~ 44位 北海道 1.27人 44位 奈良 1.27人 46位 京都 1.24人 47位 東京 1.15人  一方で、婚姻率がもっとも高かった東京だが、合計特殊出生率では最下位となっている。東京出身者のみならず、地方からの上京者も東京で出会い、結婚するが、物価が高かったり、待機児童問題などを抱える地ではなかなか子供をつくるモチベーションがわきづらいのだろうか。ただ、環境的には、やはり東京が最適と言えるだろう。 ※「婚姻率」「合計特殊出生率」共に、厳密には単位は付きませんが、数字の差をイメージしやすいように「組」や「人」の単位を表記しています アンケート/アイブリッジ ― [SEX幸福度]ランキング ―
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