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原宿のど真ん中に住める! 家も仕事も食糧も“シェアする生活”はメリットだらけ

メルカリ

永井氏がメルカリで購入した品々。「靴などは中古品を嫌がる人もいますが、僕は全然気にしません」

金銭的な面以外にも新たな人間関係が生まれるメリット

 原宿にあるシェアハウス「THE SHARE」に住むコピーライターの永井一二三氏。彼も仕事場はシェアオフィス、長距離移動はnottecoなどのライドシェアを利用。さらにスキルをシェアするプラットフォームを利用して多数の仕事を受注するというシェアの達人だが、そこまでシェア依存度の高い生活を続けるには明確な理由がある。 「今のシェアハウスにはもう6年間住んでますが、不便を感じたことは一度もありません。原宿のど真ん中という自分ひとりの経済力では住めないような好立地にあるし、管理会社が水回りの掃除もやってくれるなど、設備面のメリットは大きい。また、僕の住んでいるシェアハウスは、起業家などが多いので、仕事の話を聞けていろいろ勉強になる。あと、仲の良い人がご飯を分けてくれたりと、生活面で助かることも多いです」  シェアハウスはスペースが限定されるため、持ち物を増やさないことが鉄則。それゆえ、物欲が高まらないのもいいという。 「モノを買うといっても、服と本、DVDくらいです。それらも、定価ではなく、メルカリなどのフリマサイトで買うことが多いです。洋服は、買ったらさすがにそれなりの期間は保有しますが、本やDVDなどは、購入したらすぐにメルカリなどに出品してしまいます。そうすることで、『転売するまでに見なくちゃ』というプレッシャーが働き、放置することがないので効率的ですよ」  そして、金銭的な面以外にも、シェア生活を続けることには大きなメリットがあるという。 「相乗りやシェアハウス、シェアオフィスなどといったスペースの共有を行うと、結果的にいろんな人とのコミュニケーションが生まれるんです。利用するたびに、新たな人間関係が生まれることこそ、シェアの醍醐味だと感じます」  シェアは限られたモノやスペースなどを共有するだけでなく、結果的には新たな価値の創造にも繋がるようである。 ― [最新シェアサービス]は本当に使えるのか? ―
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