原宿のど真ん中に住める! 家も仕事も食糧も“シェアする生活”はメリットだらけ
生活のあらゆる局面でシェアサービスを導入すると、どんな毎日を送ることになるのか。学生時代以来、13年間近くシェアハウス生活を続け、自らシェアオフィスを運営するなどシェアサービスに精通する伊藤洋志氏は、その日常のメリットについてこう語る。
「一人で所有するには負担が大きいものを複数でシェアすれば、一人当たりの負担は減ります。それに単身用では難しい広いキッチンなどがあるので、料理をやるのが楽しくなるのがいいですね」
所有物を減らすほどに余剰が生まれる。その理由で仕事場も複数名の友人でスペースを借り、シェアスタジオとして利用。ほかにも旅先ではAirbnbを利用したり、日々の食べ物も知人の農家から複数人で共同購入し、シェアするという形をとっているという。
「純粋に費用面だけで見ると、家もホテルも農作物もオフィスも、もっと安いものがあったりします。でも、それらをシェアすると、同じ値段でもっと質が高かったり、希少性があったりするものが手に入ります。例えば、旅行時のAirbnbにしても、宿泊費が必ずしもホテルより安いとは言えません。でも、歴史的な建造物で一晩過ごせたり、なぜか羊が庭にいる農家に滞在できたり、船に泊まったりと、選択肢も広くて面白い。自分の日常とはかけ離れた経験ができる点が、シェア生活の醍醐味のひとつではないでしょうか」
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