和田：ローソク足って見方が難しい印象です。 ひろぴー：覚えれば簡単ですよ。まずはイーサリアムの現物で、ローソク足チャートを見ていきます。時間がない人は戦略が立てやすい日足と4時間足がおすすめです。1時間足だと、会社勤めの方にはちょっとペースが速すぎるかも。心が休まらず本業に支障をきたしてしまうので(笑)。 和田：戦略どころか、チャートの見方が全然わかりません！　なんとなく上がっている感じはします。 ひろぴー：ざっくり見ていきましょう。ウェーブしながらへこんでいる部分がありますよね。これが上昇の途中にある“押し目”。皆が「買おうかな、売ろうかな」と不安になるタイミングでもあるんですが、ココで買うのが基本です。 和田：上昇していっているから、1つ目の押し目を逃すとちょっと惜しい気が。 ひろぴー：皆が悲観的になっているときが買いのチャンスです。そして、皆が「なんでも上がる」とイケイケなときには、過信せず少しずつ売りに行く。これが相場の鉄則です。 　僕はコインチェック事件のときも、1割ずつくらい売って、確実に利益を確定させていたので、最終的に7割くらいは保持できました。一方、ずっと利益確定せずにコインを持ち続けている人は、相場の調子が良いときの資金は膨れるんですが、最終的に元のさやに戻ってしまうという。ネム（XEM）がいい例ですね。 和田：盗まれちゃったやつですね。 ひろぴー：“利食い千人力”という相場の格言があります。ある程度上がったら、必ず利益確定するのが賢明だということです。盛り上がっているときに少しずつ、10％ずつくらいでいいので利確しておきましょう。そして急落してみんなが悲観的になっているときには、5回くらいに分けて買います。それぞれ2週間程度は期間を空けますね。時間をかけて買うのは大切なんですよ。 和田：一番低いところで一気に買えたら、ベストじゃないですか？ ひろぴー：う～ん、“ド底”はなかなか当てられないんですよ。僕はそもそも狙わないです。ひとまず底値の近くで少し買ってみて、さらに下がったら残りの資金で買って……を繰り返して、平均値をとっていくのがいいですよ。 和田：たしかに、底値と思ってたくさん買ってさらに下がったらショック（笑）。はやく実践してみたいです。 ひろぴー：ところで、和田ちゃんは自分専用の口座を持ってるの？ 和田：まだ申請中です！ ひろぴー：……まずはトレードする前に口座を開設しようね。 今回のトレード結果 総資産額：30万円