東大生はお年玉をいくらもらうのか。半数以上が「世帯年収950万超え」の“裕福な家庭”だが…
―[貧困東大生・布施川天馬]―
あけましておめでとうございます。年明けの挨拶や親せきの集まりなど、何かと忙しい新年ですが、子どもの頃はどれも退屈に感じるものでした。
唯一楽しみだったのが、お年玉。自分で稼げない子どもにとっては、年に一度きりのボーナスにも等しい存在でした。誰からはいくらもらえるだろうから……と捕らぬ狸の皮算用をしたのも良い思い出です。
私の家は貧乏で、親戚も少なかったので、多くても2万~3万程度しかもらえませんでした。私は中高私立の学校に通っており、クラスメートたちが目が飛び出るような金額のお年玉をもらっているさまを羨ましく感じていたものです。
昔は、お金持ちの家ほど、子どもに大量のお年玉を配るような気がしていました。ですが、本当にそうでしょうか? どうせ使いきれない金額を、子どもに与えるような親がどれだけいるでしょうか。
お金持ちといえば、東大生の懐事情は気になるところです。東大の半数以上は世帯年収950万以上といわれていますから、きっとそれなりの金額をもらっているはず。
今回は、東大生20人に「いくらお年玉をもらっていたか」についてインタビュー調査を行いました。
東大生のお年玉事情
お年玉の使い道は?
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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