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片山晋呉は「ゴーマンゴルファー」なのか? プロアマ騒動でのバッシングに異論も

 もちろん、ゴルフの楽しみ方は人それぞれ。オフシーズンにバラエティ番組で有名人とゴルフ対決をすることがファンサービスだと捉える派もいる。が、ストイックに自分の腕を磨きたいと願うアスリート志向のゴルファーにとっては、そうしたレッスン動画を作ってくれるほうが、よりファンサービスだと感じる人がいることも確かだ。

ゴルフに熱心すぎて取っ付きにくいだけ?

「取材対応の悪さ……というより“取っ付きにくい”という言い方のほうがしっくりくるかもしれません。ベテランの域に達した今でも、空き時間があればすべて練習時間に費やすほどの練習の虫ですから、取材で練習時間を奪われたくないというのが本音でしょう。ゾーンに入っているとき、周囲の人の声や挙動が気にならなくなるのは一流ゴルファーの特徴とも言えますが、今回の件はそうした“癖”を悪くとらえられてしまったのでは……とも思います。  もちろん、JGTO側が事態を重く受け止めた背景には、『スポンサーがいてこそツアープロという職業が成り立つ』の前提があります。ただ、片山プロが自分のことだけでファン軽視をしているわけではないということは知ってもらいたいですね」(同) 「スポンサーがいるからこそ、トーナメントが開催されファンが集う」のか、「ファンがいるからこそスポンサーがつきトーナメントが開催される」のか。卵が先か鶏が先かではないが、今回の騒動があっても、変わらずエールを送り続けるファンを、傷つけるようなレッテル貼りには、慎重を期すべきとは思う。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
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