フォロワー数38万人の中国人コスプレイヤー、リーユウは上海の女子大生
――リーユウさんは今、中国・上海に住んでいる大学生なんですよね。
リーユウ:はい。22歳で上海の大学に通っている4年生です。大学ではデザイン関係を学んでいて、商品のパッケージデザインなどを勉強しています。
――リーユウさんはコスプレが趣味ということですが、きっかけは何でしたか?
リーユウ:『週刊少年ジャンプ』で連載されていた「家庭教師ヒットマンREBORN!」というマンガがテレビアニメ化されて、中学生のころ、そのコスプレ画像を見たのがきっかけでした。
――そのときにリーユウさんもコスプレしてみたのですか?
リーユウ:いえ、中学生のころはネットで調べているだけでした。高校生になってアニメ『けいおん!』を見て、平沢唯ちゃんの衣装をネットで買ってコスプレしたのが初めてでした。
――マンガ『けいおん!』はアニメ化や映画化もされましたよね。リーユウさんは日本のマンガやアニメが好きなんですね。
リーユウ:はい! 中国では、日本のアニメやマンガが大人気です。日本のアニメのキャラクターはとてもかわいくて好きです。特に女子中高生の制服がかわいいです!
――日本に来たこともありましたか?
リーユウ:高校卒業のあと長い休みがあって、「日本に旅行してみたいな」と思って行きましたよ。秋葉原、渋谷、原宿、新宿とかに行って、秋葉原ではアニメのキャラクターのフィギュアやグッズをたくさん買いました。ゲームセンターのUFOキャッチャーも楽しかったです!
――日本旅行を楽しんだようですね。日本でもファンが多く、ツイッターのフォロワーが38万人以上もいますよね。
リーユウ:もともと18~19歳のころに、中国の微博(ウェイボー、中国最大のSNS)でアップしていました。小さいころからの憧れだった日本のコミケに参加することを決め、通訳アプリを使いながら2016年9月25日に初めてツイートしました。日本の皆さんにも私のことを知ってもらいたいと思ってツイートしたところ、見てくれる方が増えて嬉しかったです。
――リーユウさんにとって、コスプレとはどのような存在ですか?
リーユウ:好きなキャラクターになってみたいというのもあります。それと、中学生のころは性格がおとなしい子だったので、変身願望があるんです。コスプレをすると気分も高まるし、新しい自分になれる気がします。
――最近好きなアニメはありますか?
リーユウ:最近は、『五等分の花嫁』というアニメが好きですね。好きな作品はたくさんあるので、コスプレをしていろいろなキャラクターになり切ってみたいですね。
――今後はどのような活動を予定していますか?
リーユウ:6月に大学を卒業予定です。最近は卒業論文にも取りかかっています。2019年はコスプレだけでなく、日本で大好きな歌やダンスもやってみたいですね。ファンイベントもできたら嬉しいです。日本のテレビも好きだから、テレビにも出られたらいいな。2019年もたくさん頑張りますので、応援してくださいね。
最近ではゲームやアニメの「オフィシャルコスプレイヤー」としての活動も増えているリーユウちゃん。6月8日(土)にはTOKYO FM HALLで初めての単独イベントも行う予定だという。大学を卒業後、日本での活動の幅がますます広がるリーユウちゃん。これからのさらなる活躍に期待だ。
【黎狱(リーユウ)】
1997年生まれ、上海出身。日本のアニメや漫画、ゲームをこよなく愛するコスプレイヤーとして活動中。趣味は歌とコスプレ。ツイッターのフォロワー数は38万人以上と大人気。ツイッター @Liyu0109 インスタグラム koi_liyuu
近年、雑誌のグラビアを飾り、写真集を発売し、テレビに出演しては話題になる人気の子もいるなど、「コスプレイヤー」への注目が高まっている。そして、コスプレイヤーは日本国内にとどまらない。
ツイッターのフォロワー数は38万人以上と、圧倒的な人気を誇る海外コスプレイヤーのひとりが中国・上海出身の「リーユウ」ちゃんだ。
リーユウちゃんは1997年生まれ、上海出身。日本のアニメや漫画、ゲームをこよなく愛し、日本と中国でコスプレイヤーとして活動している。ツイッターやインスタグラムのほか、コミックマーケット(コミケ)でキュートなコスプレを披露したのがきっかけで、徐々に知名度が上昇。今では、国内外で絶大な人気を獲得しているリーユウちゃんの単独インタビューを実施。「日本語勉強中です!」という彼女の素顔に迫った!
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