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Hey! Say! JUMPが年末年始を駆け抜け’25年も大きく跳び出す!

Hey! Say! JUMPHey! Say! JUMPが、4大ドームツアー「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2024-2025 H+」の東京公演を開催した。’24年12月29日~30日、’25年1月1日の東京ドーム公演に加えて、12月31日の年越しライブまで、18年目のHey! Say! JUMPが、アイドルど真ん中のパフォーマンスで4日間ファンを熱狂させた。 最新アルバム「H+」を引っ提げた本ツアーは、コンサートの細部に至るまでメンバーの山田涼介が担当。ステージには、”廃墟の遊園地”をモチーフにした洋館のようなセットや電飾が煌びやかな巨大なメリーゴーランドなど、DARK&POPな世界観が広がる。 初日からドームを埋め尽くす5万5000人。手拍子と歓声が鳴り響く。暗転するとステージにかかる大きな紗幕に、オープニングを告げる映像が流れる。1曲目「DARK HERO」のイントロとともに幕がバサリと落ちると、空中のトラス(骨組み)や椅子に腰かけたメンバー8人(山田涼介、知念侑李、中島裕翔、薮宏太、髙木雄也、伊野尾慧、八乙女光、有岡大貴)がド派手に登場した。 「騒げ、ドーム!!」 Hey! Say! JUMP山田が煽ると、音玉が鳴り響き盛大なパレードがスタート。その後は、「ウィークエンダー」「DEAR MY LOVER」などを披露。有岡が「今回のライブはテーマパークに来たような非日常感を存分に味わってもらいたい!」と意気込むように、早くも会場のボルテージは最高潮に達した。 定番曲と新曲を織り交ぜた全32曲。バラード「最後の涙」では、演出の山田からお願いされたという伊野尾がピアノ演奏を披露。また、「前回よりもギラギラ感が増した」と中島が驚いたという8.5メートルの巨大シャンデリアが光る”やぐらムービング”のブロックでは、グループとしても新境地のダンスナンバー「Donkey Gongs」や「NERD」をパフォーマンス。ほかにも、愛と平和の妖精”じゃんぷぅ”が5年ぶりに復活。知念、高木、八乙女がじゃんぷぅの着ぐるみ衣装でステージを駆け回った。 MCパートでは、Hey! Say! JUMPならではのまとまりのないわちゃわちゃ感。年末モードでいつも以上にテンションの高いメンバーを見ながら藪が「ちゃんと周りを見てみろ。止めるのは涼介ぐらいしかいないね」と山田に振ると、「ふざげんなよ。なんなんだよ、このグループ!」と笑いながらツッコミ。長年連れ添っても変わらない仲の良さを見せた。 Hey! Say! JUMP終盤には知念が「僕たちが歩んできた17年間を感じながら聴いてください」と語りかけて、Hey! Say! JUMPの新たな代表曲という思いを込めた「UMP」を歌い上げる。そして、メンバーを代表して山田が「4日間も東京ドームでライブができるなんてすごいことだからね。皆さんのおかげです。感謝してます。これからも素敵な思い出を作りたいなと思っています」と笑顔で語りかける。最後はファンとともに「Hey! Say! JUMP」と叫ぶと、金テープが会場に降り注いだ。  歴史を重ねながら進化し続けるHey! Say! JUMPの18年目に期待したい。 取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧 
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