更新日:2023年03月22日 09:59
恋愛・結婚

不倫中に妻に怒鳴り込まれて…慰謝料の代わりに差し出したモノは?

インターホンのカメラには妻の姿が…

不倫 「不倫3年目のある週末の夜のことでした。彼女の部屋で一緒にワインを飲んでいたら、インターホンが鳴って。受話器をとったら、玄関のカメラに妻が映っていたんです」  驚いた野島さんは、彼女に「妻だ」と言って、居留守を使おうとした。ところが、何度もインターフォンを鳴らし「いるのはわかっているのよ!開けてちょうだい」と怒鳴る。野島さんは青ざめていったという。 「彼女が『ドアを開けましょう。奥さんには、私の部屋でプロジェクトの打合せをしていると言えばいいわ。書類を出しておいて』と言うので従いました。妻はどかどかと入り込んで、僕らを罵倒しましたが、彼女は平然として『仕事をしていました』とシラを切ったんです」  ところが妻は、探偵に依頼した調査を差し出した。そこにはワインバーから彼女の部屋に直行する写真がばっちり写っていた。さらに彼女のプレゼントである領収書のコピーも。 「『人の夫を盗るなんて、泥棒、会社に訴える、裁判を起こす』と妻が叫びました。すると彼女が『まったくの誤解ですが、誤解を生じさせてしまったのは私の責任です』と謝罪。すると妻は『慰謝料払え』とまた脅す。彼女は親の手術や入院などで貯金が底をついたことを正直に話して、再度妻に謝罪すると、今度は僕に『女の代わりにあんたが払え』とめちゃめちゃなことを喚き散らすんです」  野島さんは「僕もそんなに貯金がないことを知っているでしょ」と妻をなだめて、一緒にマンションから出ようとした。妻は怒りが収まらず、野島さんが女性にプレゼントした高級家具を指さし、「これで我慢してやる。よこせ!」と要求したのだ。 「それからすぐに彼女と別れました。一緒に出張にいくこともありません」  だが自宅でその家具を見るたびに、野島さんは気分が悪くなる。妻との間には子供がいないので離婚も考えるようになり、専門家に相談をしているという。自業自得とはいえ、一度クラッシュした夫婦が元に戻るのはそう簡単ではないようだ。 <取材・文/夏目かをる>
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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