更新日:2023年04月18日 11:26
恋愛・結婚

プライドが高すぎる男が略奪愛を試みるも…最低行動にドン引き

彼氏との直接対決も…最低行動にドン引き!

 だが何度も食事をしても次の一歩に進まなかった。食事が済むとさっさと帰っていく。初デートから3ヶ月が経っていた。 「そこで、高級レストランに誘ったんです。本気度を伝えれば彼氏と別れるかなと思って」  お台場の夜景が見えるレストランで、イタリアンディナーをご馳走しながら、田辺さんはしおりさんに思いを伝えた。 考える すると、しおりさんは何かを考え始めた後、「そんなに本気なら、彼氏に会って欲しい」と言ってきたそうなのだ。 「おお、とうとう直接対決か!と燃えました。ちょっとビビりましたが、こっちが優勢だと自分に言い聞かせて。なんせ僕は、すぐにでも彼女と結婚したいから。ぐずぐずしている彼氏よりも勝算がある。堂々としていようと決めたんです」  お台場を出て、タクシーで新橋駅へ。駅近くの居酒屋で、彼氏が待っているという。 「庶民的な狭い居酒屋の一番奥のテーブルにいた彼は、最初から泣いていたんです。そして『別れるなんて嫌だ』と泣きじゃくりました。その姿がなんだか可愛そうに思えたのか、彼女が『やっぱりあなたがいい』とか言い始めて。頭の中が真っ白になって、その場を出てしまいました」  田辺さんはその後、「彼氏とより戻したほうが彼女にとって幸せだと思ってさ」と、自分が振られた事実を隠し、社内に吹聴したという。 「振られたなんて、ダサいじゃないですか。次は彼氏持ちじゃないフリーの女を狙いますよ」  この性格ではきっと、結婚どころか恋愛もできないのではないか……?と、筆者は感じざるを得ない。<取材・文/夏目かをる>
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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