ユニクロ×JWアンダーソンコラボ…「買ってはいけない/買うべき」最速レビュー
―[メンズファッションバイヤーMB]―
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第272回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)
▼ユニクロカジュアルスーツでトップクラスの出来!
・ストレッチスリムフィットパンツ セットアップ可能 3990円(+税)
これはコラボじゃなくて定番化すべき。スタンダードなセットアップスーツですが、素材感がとにかくすごい!
ストレッチ性が高く、細身でも着心地いいのが特徴。また、化学繊維を使った素材はイージーケア。試しにこちらを着用して半日仕事をしてみましたがシワになりにくく、タフな印象。いわゆる普通のスーツのように、膝裏や肘にすぐシワが固定されるようなことはありません。
フォーマルスーツと異なり、素材感やほんの少し短めのスラックスなどややカジュアルな印象……ですが、実際には中にニットやシャツをあわせてあげればONスタイルとしても使えるのが便利。
スラックスの短さが心配な人は多いでしょうが、実はモデル着用よりは少し長めに見える。実際にビジネスシューズと合わせてもそこまで「寸足らず」感はありません。クールビズスタイルなら、これでも問題ないでしょう。
「ONでもOFFでも使える」となるとユニクロの感動スーツがありますが……こちらは感動スーツよりも素材の肉感があり、高級な印象があります。
感動スーツは撥水性や軽量性を優先するあまり見た目のペラさが少し気になる。ところが、こちらは肉感がしっかりあるので、本格スーツと比べても安っぽい印象ありません。
ONOFF兼用スーツはどうしても化学繊維の風合いや機能性から「安っぽさ」がついて回るものですが、こちらはそれがほとんどない。現在展開されているユニクロスーツの中でトップクラスにおすすめです。
▼薄いのにペラペラじゃない! この風合いはすごい!
めちゃくちゃ便利なこちらのコート。薄手のコートですが、なんとポケッタブル。小さく折り畳んでバッグの中に収納できる。雨が降ってきた、肌寒いなどの際にはバッグからサッと取り出し羽織ることができる。季節の変わり目などには便利です。
無論、このアイテム以外でもユニクロ以外でも「ポケッタブルコート」なるものは存在します。しかしながら、そのどれもが「ポケッタブル」にするために素材をペラペラにしてしまいどうにも安っぽい。
ところが、このコートは「薄いけど安っぽくない」のです。「薄い=ペラペラ」が普通ですが、こちらのコートは「薄くても」「ペラペラじゃない」……この両立はすごい!
高密度の素材でさらにツヤを抑えたマットな表情になっており、見た目は「重厚感」を覚えるくらいの印象。もちろん小さく折りたためるわけで、薄手なことには変わりありませんが……ここまで高級感をつけられたのは偉業です。
ボタン類もこのコラボレーションのために手を加えた凝ったものにしていたり、「薄手コートでも高級感を極限まで出そう!」という制作陣の意欲を感じます。
ベージュカラーが印象的でおすすめですし、春先に着るコートとしては最適……ですが、こんな社会情勢ですから春は外に出る機会もそこまで多くはないでしょう。そこで秋にも使えるようなダークグリーンやブラックなどを選ぶのがおすすめですよ。
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ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)

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