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ユニクロのおすすめ春アウター。「仕事帰り」と見られない着こなし方は?

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第269回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回はユニクロの春アウターをフォーマル度別にコーディネートしてみました。春はカジュアルな着こなしを好む季節。だからこそついついラフにし過ぎてしまい、子供っぽい印象になりがちです。  ここでは「キメすぎ」にも「崩しすぎ」にもならないようにバランスいいコーディネートにする方法を解説していきます。

▼フォーマル度90%

ブロックテックトレンチコート 1万4900円(+税) ブロックテックトレンチコート ブロックテックトレンチコート まずは、フォーマル度90%のアウター。大人っぽい春コーデを目指すならまずはトレンチコートをチェックしましょう。  ただし、トレンチコートはダブルブレスト(ボタンが二列になっている仕様のこと)と大きな襟でビジネスライクに見られがち。ほら、お葬式とかでお父さんが着てる礼服って大概ダブルブレストで襟が大きいでしょ? あのイメージと重なるためトレンチコートって、デザイン的にフォーマルな印象が極めて強いのです。  だからこそスラックスやシャツなどを合わせると、どうしても「仕事帰り」に見られがち。そこで、黒などのフォーマル感の強いものでなく、色が明るいベージュやブラウンを選ぶのがセオリー。  また、こちらのユニクロのトレンチコートは全体的にサイズ感がゆったりしているため、そこまで仕事着風に見られない、おすすめです。  それでもフォーマル度90%。できれば色をなるべく黒やネイビーなどビジネス感のあるものを避けるなどで街着としての印象を強くするのが重要です。  細みの黒スラックスや白シャツなどで合わせるのは厳禁。画像を参考に街着として普段着としておしゃれになるように整えるといいでしょう。

▼フォーマル度80%

2WAYステンカラーコート 9990円(+税) 2WAYステンカラーコート 2WAYステンカラーコート つづいてフォーマル度80%のステンカラーコート。こちらはダブルブレストではなくシングル。そして、ウールなどではなく、ポリエステルを使っており、スポーティなイメージがプラスされています。  これなら先ほどのトレンチほど気を使わずともビジネス着には見られないはず。  ただし、それでもフォーマル度は80%。大人っぽくかっこいい分、やはり仕事着として見られてしまう可能性があります。そこで合わせるアイテムはあえてカーキカラーなどの色味が入ってるものを選ぶなどがおすすめ。あまりキメすぎないようにデニムパンツなどを選ぶのもいいでしょう。

▼フォーマル度60%

コットンリネンジャケット セットアップ可能 7990円(+税) コットンリネンジャケット セットアップ可能 コットンリネンジャケット セットアップ可能 こちらはフォーマル度がグッと下がって60%。テーラードジャケットはビジネスで使われるアイテムですが、こちらはゆったりとしたシルエットとリネン素材によるほどよいシワ感でフォーマル度はやや少なめ。  なので、あまり気にせずにセットアップで黒パンツなどに合わせても仕事着には見られないでしょう。  ただし、革靴やシャツなどで合わせてはキメすぎになってしまう。そこでスニーカーやTシャツを持ってくるのがセオリーです。  Tシャツやスニーカーで子供っぽくなってしまうことを嫌うのであれば、色をモノトーンで白と黒に統一しましょう。同じスニーカーやTシャツでも子供っぽい印象になることはありません。
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フォーマル度が薄まるアウター
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