恋愛・結婚

8畳間ふたり暮らしでも彼女とケンカしないコツ。ヒモ男の答えは?

ネトフリに出てきた料理で食事を2人のエンタメに

 また自宅にこもりがちな生活では、朝昼晩の食事が日常生活の貴重な楽しみに。ここでもヒモは腕の見せどころだ。 「食事くらいしか楽しみがないからこそ、今は普段よりもエンターテイメント感のあるものや、印象に残るのものを作るようにしています。オススメは、一緒に見たNetflixやYouTubeに出てきた料理を作ること。僕は『ハイパー ハードボイルド グルメリポート』に出てきた南米のギャング飯っぽい料理を作ったりして、今は飯のメニューで世界一周を目指してます。普段は作らない料理にチャレンジできるので、僕自身も毎日の料理が楽しいですね」
ふみくん料理

「南米ギャングお袋の味」のチキンとピラフのほか、栄養バランスも考えてコブサラダもたっぷり用意した

 そして健康に気を使うためフルーツもよく出している。 「今はストレスからお菓子に走りがちなので、その代用としてもフルーツは便利です。よく出しているのは、りんごなどの『皮を剥くフルーツ』。皮を剥く果物って自分で準備をするのが面倒だからこそ、出すと喜ばれますし、実家のような安心感も醸し出せます。特にりんごは、食後のデザートにも軽い朝食にも活用できるので重宝しています」
りんご

ナスのミートソースのパスタを作ったときも、りんごを副菜に

 また、皮を剥くフルーツは「スーパーで買ったものはコロナウィルスが付着しているのでは?」という不安も取り除いてくれるという。 「フルーツに限らず、生で食べる食材は特に取り扱いに注意しています。複数の人が手に取って、顔付近まで近づけている可能性のあるお魚や肉のパックも要注意。僕は『買ってきたパックはまな板の上に直接置かない』という心がけをするようになりました。また日常の感染対策では、アルコール消毒液やマスクは当然しっかり常備。彼女の服は普段以上にこまめに僕が洗濯をしています」  なお、彼女がZoom会議中にドラッグストアに買い物に行くときは、「彼女の日々の癒やしになるように、日本の名湯を模した入浴剤も買うようにしている」とふみくん。「コロナ離婚」なるワードが世を騒がせている昨今だが、このようにパートナーへの思いやりを持って毎日を過ごせば、2人の仲はより深まるはずだ。 <取材・文=古澤誠一郎 写真提供・構成協力・イラスト=ふみくん>
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