恋愛・結婚

「オンラインデート」がアフターコロナ出会いの主流に<6割の女性が希望>

 新型コロナウイルスは働き方や企業の在り方だけでなく、人との交流も大きく変えた。3密になりやすい飲食店での合コンや街コンは自粛され、人との新たな出会いは不要不急とされ避けられてきた。「代わりに、マッチングアプリによる『オンラインデート』が台頭してきています」と話すのは、マッチングアプリ総合メディア「恋愛婚活ラボ」や「マッチアップ」を運営する伊藤早紀さん。 「コロナの影響でリモートワークが普及し、職場に行く機会が減ったことにより職場恋愛はしづらい状況になりました。それによって合コンや街コンで出会いを求めていた層が、“家にいながら出会える”マッチングアプリを使うようになっています。 自粛期間が終わった今も『リアルな出会いの場だとコロナの感染が心配』『むやみやたらと人と会いたくない』と考える人は多く、よほど『この男性と会ってみたい』と強く思わないと、実際にはすぐには会わない女性が増えています。今までのように『マッチングしたからとりあえず会おう』とはならなくなっていますね」(伊藤さん)  このことは、「会うまでにどんなステップを踏みたいか」を調査した結果にも表れている。伊藤さんは「注目したいのが『まずはビデオや電話でオンラインデートをしたい』という層」だと指摘する。 「自粛期間の前と後で男女ともに減っていますが、そもそもオンラインデートをしたいという人は、自粛期間前は“ほぼゼロ”でした。ところが『まずはメッセージでやり取りを重ねたい』と合わせると、6割もの女性がDMやオンラインデートをしてから、と希望していることがわかります」(伊藤さん)
オンラインデート

データ提供:dine(アンケート実施日:2020年5月29~30日)

◆オンラインデートは会うべき男性を見極めるツール

 オンラインデートとはどんなものか。4名の男性とのオンラインデートを経て、つい最近交際相手が見つかった愛美さん(仮名・28歳・派遣)に聞いた。 「お互いの仕事が終わった20時くらいから、Zoomを使ってオンラインデートをしていました。ご飯は軽く済ませておいて、ビールで乾杯してからお酒を飲みながら話すという感じですね。事前にDMでメッセージのやり取りをして、趣味や好きな音楽やお笑いなど、お互いの共通点を話していました。オンラインデートだとどんな男性か雰囲気もわかるので、いきなり会うより安心感があります。オンラインデートは本当に直接会うべきか、事前に見極めるためのツールにもなっています」(愛美さん)  愛美さんもオンラインデートで「この人いいな」と思った男性と会い、後日、交際に至ったという。  続いて、「いきなり動画は恥ずかしい」という知里さん(仮名・26歳・IT)は、まずは電話派だ。 「電話をすると、皆さん『声かわいいね』とおっしゃってくれます。嬉しいですね。最初は『どんな仕事してるの?』『コロナで今もまだリモート出社だよ』とか、仕事の話をされる方が多いですね。当たり障りのない話題から趣味や、『彼氏とはいつ別れたの?』『なんで別れたの?』といったプライベートな会話まで。安心するためにまずは電話というつもりが、1~2時間話し込んじゃうこともあります(笑)。だいたい3人に1人くらいと会話が盛り上がって、実際に会ってみたいなって思いますね」(知里さん)  相手の顔が直接見えない電話では、男性はとりあえず「声かわいいね」と褒めておくのは必須テクニックといえるだろう。ちなみに知里さんは、連絡を取り合っていた複数から、意中の男性と交際を始めたという。 「電話が盛り上がったとき、22時にくらいに『明日も会社でしょ。そろそろ電話切ろっか』と気遣ってくれたんです。それに次に会うデートの約束も、3密にならないように、とテラス席を取ってくれた。そういった優しさが嬉しかったですね」(知里さん) 「アフターコロナでデートしたい場所」というアンケート結果からも、テラス席のある飲食店の人気は高まっていることが明らかになっている。
オンラインデート

飲食店ならテラス席を選択するのが女性には好印象。公園なども3密にならずおすすめ

 すぐに会いたい男性にとってオンラインデートは面倒に感じるかもしれないが、「アプリで簡単に写真を“盛れる”今、事前に女性のルックスを確認できて便利」という声もあった。
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「気遣い」とオンライン・コミュニケーション術が必須
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