更新日:2021年01月18日 16:07
ライフ

赤ちゃんの名前に“鬼滅ネーム”が激増の予感…炭治郎、義勇、蜜璃etc.

鬼滅ネームが増える? 炭治郎や蜜璃の姓名判断での運勢

姓名判断 さらに近年の流れを踏まえ、来年以降に人気になりそうな名前についても聞いてみた。 「今年から来年にかけては、日本を席巻した『鬼滅の刃』の影響で、“義勇”、“みつり”(蜜璃)、また“凪”といった、“鬼滅ネーム”からの命名の激増が予測されます。さすがに、“炭治郎”とか“無惨”を、赤ちゃんに命名するという親御さんはあまりいらっしゃらないでしょうが……。“凪”のように、これまでも“薫、操、光、圭”など、ジェンダーレスで使用できるポピュラーな名前が存在しましたが、命名に関してはそれぞれ男性らしい、女性らしい名前をつけた方が、その後の人生は開けると言われています。  余談ですが、『炭治郎』は、9+9+14で32画=男性には大吉です。明晰な頭脳と抜群の行動力で目標に向かって真一文字に突き進み、中年以降は社会で飛躍します。個性が強いため、自ら会社経営などすると吉です。鼻っ柱が強く満足を知らないので、欲深さを抑えることが成功の秘訣です。 『蜜璃』は、16+14画で30画=小吉です。吉凶の波が激しく、波乱に富んだ人生を送ります。用心深くあまり他人を信用しないので、心を開いて良い友達をつくることができません。勘が働くと大成功を収めます。一発当てたら、その貯金を大切にして、堅実に足場固めをすれば、晩年まで乗り切れる可能性はあります」  また、姓名判断の観点から言えば、姓名のバランスとしては姓が一文字(例:“森”、“谷”)、二文字(例:“鈴木”、“渡辺”)、三文字(例:“長谷川”、“五十嵐”)と何文字であるかにかかわらず、名前は二文字以上が適切なのだとか。  姓名判断を気される人は、これらの情報を踏まえた名前を我が子に付けられているのだろう。

赤ちゃんの名前ランキングで見えてくる時代の雰囲気

 さらに、八田氏はこれまでの赤ちゃんにつけられた人気の名前によってその時代の雰囲気を読み取ることができると話す。 「赤ちゃんに名付けられる名前にも、“流行り廃り”というものが存在します。たとえば、100年ほど前の大正時代は男の子に“正一”、昭和時代の初期には女の子に“昭子”、そして平成元年には“翔平”“成美”など、元号から一字をとった命名が流行りました。また、太平洋戦争中は“勇”“功”“勲”“勝”など、まさに戦争に勝つという意味での時代性が色濃く出た男児名が人気を集めました。 2010年代に入ってからの命名の顕著な傾向として、男子名には“湊”“蓮”“蒼”“新”“岳”など、漢字一字名の台頭が目立ちます。仮面ライダーなど特撮やヒーローもののドラマ、マンガの主人公や人気キャラクターなどに一字名の役名が多く、その役を演じた俳優のファンだったお母さんが、そこから赤ちゃんの命名に取ったものとも考えられます」  信じない人にとってはどうでもいいとは思うが、姓名判断の観点からみると、名づけひとつによって人生さえも変わってしまうという「赤ちゃんの名前」。流行や時勢も意識しつつ、バランスや字画も考慮した名前を付ける親御さんの苦労がしのばれる。<取材・文/松本果歩>
幼少期より日本史に親しみ、日本語の持つ言語的特質に着目。独学で姓名学の研究に入る。 早稲田大学在学中より学園祭など、各種イベントにてブースを出展。 恋愛運、仕事運などの一般鑑定から新生児の命名、企業の社名変更ほか、 18年間の活動で2000件以上を鑑定し、『奇跡の言霊ブログ』は300万アクセスを突破。 個人鑑定では、豊富な社会経験と知識を背景に、相談者の気持ちに寄り添った、 地に足の着いた愛の溢れるカウンセリングで政界、芸能界をはじめ各界にもファンが多い。 過去と未来を行き来する、情熱の姓名学者。 八田靖彦・奇跡の言霊ブログ Twitter @yasuhikohatta Instagram @yasuhikohatta
1
2
おすすめ記事