体罰を連想させる韓国ナイキのCMが話題。韓国スポーツ界に波及も
韓国のNike KoreaがYouTubeに公開したCMが韓国国内で大きな話題になっている。
CMは、言葉が通じなくても十分に伝わる動画だ。
体育時間と思しき学校(スポーツ訓練の合宿所か?)の工程で、体操着の女子生徒たちが体幹訓練をやらされており、指導者はその学生らに向けて怒声を張り上げている。そこにアップになった女子学生の言葉-「私たちはいつまでこうしなければならないの?」
その後、丸刈りを強いられる球児。潜水訓練を強制されているかのような水泳選手。
立ち位置を厳しく指示される幼いテコンドー選手等、指導者の怒声や強制に晒される子どもたちが次々と映される。子どもたちの表情は暗く、そして痛々しい。
しかし、「もしすべてが変わるのなら?」というナレーションをきっかけに、生き生きとスポーツや練習を楽しむ子どもたちがカットインしてくる。
「私たちの心のままに、私たちのやり方で、私たちが変えたなら?」。
そしてCMは冒頭の学校のシーンに戻り、アップになった女子学生がおもむろに立ち上がり、指導者の指摘を聞き流し、仲間たちと叫び走り出す。
「正直、ちょっと楽しんだとしても大事(おおごと)になることはないでしょ?」と。
今回のCMのキャッチフレーズは「Play new」。
同じキャッチフレーズでNIKE JAPANもCMを公開しているが、こちらは韓国のCMとは全く違うテイストで、渡米した女子サッカー選手のドキュメンタリー風のCMとなっている。
NIKEのCMと言えば、昨年末NIKE JAPANが同じくYouTubeに公開したCMが物議を醸したのは記憶に新しいところであるが、今回公開されたCMは韓国国内でそれ以上の話題となっている。
怒号が響く韓国の体育授業シーン
同じ「Play new」のテーマで日本は女子サッカー選手のドキュメンタリーを制作
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