仕事

「仕事はスマホですんでたのに…」出社したくないリモートワーカーたちの遠吠え

仕事はすべてスマホで済んでいたのに…

スマホ「この一年、仕事という仕事をしていない。便利になったから、ということもあるでしょうが、決まった時刻に起きてパソコンに向かい、何時間も集中して仕事をする、ということがほとんどなくなりました」  都内の流通会社で管理職を務める林田憲一さん(仮名・40代)はコロナ禍以降、完全に自宅でのリモートワークに移行。出社は10回にも満たない。新規の案件も少なく、主な仕事といえば部下の仕事の承認や決裁のみ。  部下からメールやチャットで送られてくる業務に関する連絡事項や進捗状況の確認は、全てスマホで済んでしまうことから、パソコンを一度も開かない日も増えたと話す。

自堕落な生活で体重が増加

「ソファで横になりながらスマホをいじって。家から外に出ず、デリバリーのハンバーガーや牛丼を食べるという生活ですね」(林田さん、以下同)  林田さんの体重は20キロ以上も増加。社内でいよいよ「コロナシフト」が解除されるという噂があり、試しに久々にスーツに袖を通したところ、はちきれんばかりだった。 「以前みたいに出社しろと言われても無理そうです」
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リモートなら「ワクチン未接種」でも文句は言われなかったが…
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