仕事

「仕事はスマホですんでたのに…」出社したくないリモートワーカーたちの遠吠え

リモートワークなら「ワクチン未接種」でも文句は言われなかったが…

「ワクチン未接種者」のなかには、アフターコロナを危惧しているひともいる。  接種を証明する「ワクチンパスポート」を所持していれば、コロナ禍の様々な制約から解放されるといった話も具体的に出始めているなか、どういうことなのか。  神奈川県在住の会社員・杉本俊也さん(仮名・40代)が肩を落とす。 「以前、インフルエンザのワクチンで体調を大きく崩したことがあり、コロナのワクチンもまだ打っていません。会社がリモートワークだったから、あれこれ言われることはなかったのですが、間も無く出社体制に戻すそうです。ワクチン接種前提の出社ですので、私は会社に行くことができないんです」(杉本さん)

会社を辞めるしかない!?

 会社側に事情を説明したが、未接種者の出社は認められなかったという。かと言って、ひとりだけリモートワークを続けることもできないようで、このままでは個人の事情として、自主退職を迫られる可能性も覚悟しているのだとか。流石にそれは理不尽すぎでは?と思うが……  多くの人にとっては待望の「アフターコロナ」だが、この2年間であまりにも劇的に生活が変化した。もはや以前のような生活には戻すことができないという人も続出するはず。そこで新たな軋轢や問題が生まれないことを祈るのみだ。 <取材・文/森原ドンタコス>
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