MCパートに移ったところで吉井美優がおもむろに「ファースト写真集を出すことが決定しました！」と自身の3月9日に自身の1st写真集が発売することを発表。(※のちに発売日は3月11日に変更)会場は祝賀ムードに。「1年前に出すって皆さんに報告してからやっとです！」と吉井は喜びをあらわにした。 　コロナ禍の影響で大幅なスケジュール変更があったものの、無事に出版が決定し、メンバーからの「おめでとうー！」という言葉と会場からの割れんばかりの拍手で祝福された。 　注目を集めるなか、吉井が表紙カットのポーズをとりつつタイトルである「momentary(モーメンタリー)」を発表すると、すかさず森から物言いが。発音が「モーメンタリー」か「モメンタリー」かでメンバー内で意見が割れ、ステージ上で審議するも答えが出ず、森が「大人ぁ～！」とスタッフに助けを求めて会場の笑いを誘う場面もあった。 　中村加入後初の新曲「君は青のままで」では会場がペンライトで青一色に、続く「ダンデライオンに恋を」ではたんぽぽの黄色と緑に染まり、会場の一体感は最高潮に。その後の「マスカレイドは眠らない」ではサビ部分でメンバーもファンも一緒に頭上でニジマス君(ニジマスのぬいぐるみ)を回して踊り、ラストソングは1曲を通してコール＆レスポンスで盛り上がれる「ハートサングラス」と4曲を一気に駆け抜け、割れんばかりの拍手の中5人はステージを後にした。 　アンコールではライブTシャツで登場「エンジェルナンバー」、「ニジマスエモーション」の2曲を歌唱。またお知らせとして5月に開催予定のニジマス史上過去最大規模となるパシフィコ横浜でのワンマンライブのタイトルが「26時のネバーランド」に決定したことが発表された。 　こうして「2月6日のマスカレイド ～今宵はバンドで踊りましょ？～ vol.3」は大盛況のうちに幕を閉じた。 　前回開催から2年。時節柄ライブ活動を行うアーティストにとって決して追い風とは言えない状況だったはずだ。その中でも常に成長を続け、Zepp、TOKYO DOME CITY HALL、豊洲PITと、より大きな会場を埋めてきた彼女たちが次に見据えるのは「パシフィコ横浜ワンマン」の5000人規模だ。目標に掲げる武道館に向けて突き進む彼女達が次はどんな景色を見せてくれるのか非常に楽しみでならない。 M1　B dash! M2　妄想シンドローム M3　ちゅるサマ！ 　 M4　Flash Back M5　Wai-Chai-Na M6　トワイライト 　 M7　それは素敵な、ノヴェレッテでした。 M8　スノウメモリー M9　ゼンキンセン 　 M10　ハナイチモンメ M11　Go Way 　 M12　君は青のままで M13　ダンデライオンに恋を M14　マスカレイドは眠らない M15　ハートサングラス 〜アンコール〜 M16　エンジェルナンバー 　 M17　ニジマスエモーション 取材・構成／須藤リョウジ