恋愛・結婚

「結婚したいのに、いつまでもできない男」に共通している“意外な問題点”

情報を持っていても行動しなければ意味がない

苦悩 タケルさんもその一人で、私への相談もそうでしたが、それ以外にほかの恋愛コンサルタントさん、友人、会社の人、兄弟、女友達……しまいにはネットでの検索。ありとあらゆる人の意見を聞くのがクセ。そのため、情報過多になり、結果何一つ行動は変わらないのに悩みは増えるという悪循環が続いていました。  さらに周囲からのアドバイスは「こうしたほうがいいよ!」「ここを直したほうがいいよ!」というものがほとんどで、自分のダメなところや足りないところにばかり目が行くようになってしまったのです。  私は幾度となく、タケルさんに「『知っている』のと『できている』のは違いますよ」とお伝えするほど、情報はたくさん持っていて、知っていることばかりの頭でっかちになっていました。

「どんな行動をするか?」まで必ず落とし込む

 タケルさんのコンサルのときに心がけていたのは、最後には「どんな行動をするか?」という具体的な行動まで必ず落とし込み、それを目標とすることでした。  悩むことは悪いことではありません。しかし、その悩みの答えを常に外に求めてしまうと、結果さまざまな意見に振り回され、答えがわからなくなってしまいます。そうして負のループに陥る婚活男性は意外に少なくないのです。  悩みの答えは常に自分の中で探すこと。そのためにまずは行動をすること。行動から「これが答えかもしれない」と気がつくことが必要だとお伝えし、とにかく感情は無にしてお見合いや仮交際と行動を重ねていきました。
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自身の婚活にタイムリミットを設定すると…
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1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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