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神使轟く、激情の如く。が日本武道館ワンマンライブを開催

メンバー全員の思い「生まれ変わっても自分になりたい」

その後の『生まれ変わっても自分になりたい』では終盤のサビ前で生牡蠣いもこ(以下:いもこ)にスポットが当たり、この曲に対する想いを語る。 「今神様が降りて来て、おい生牡蠣いもこ!人生最初っからやり直させてやる、生まれ変わらせて好きなもんにしてやるよ。そう言われてもそんな言葉跳ね除けてやる!自分に自信が無くて、なんでも諦めてきた。けどそんな過去があったから神激の生牡蠣いもこが存在するんだよ。私は生まれ変わっても自分になりたい。これは1人じゃ思えなかった。君と最高のメンバーが居てくれて、“神激以外の人生なんて考えられない”、そう教えてくれたからできた曲。」 いもこの元へメンバー5人が寄り添うように集まり、サビを歌い終えると会場は大きな拍手に包まれた。 三笠の「大人になってから夢を追いかけたって遅いし叶うはずないって言われた誰かの“普通”を信じんくて良かったって思う。誰かの言う普通なんて偏見やから、当てはまる必要なんてないからって俺が今なら保障してやれる!それでも誰かの言った些細な一言に足を引きずられそうになった時、この曲を思い出してほしい。」という言葉で始まった『神奏曲:ガイア』の無音ブレイクダウンの場面では、あまねが「この命のすべてを叫びに変えて武道館に捧げます。」という宣言の通り、強烈なシャウトを静寂の中に響き渡らせファンを魅了した。 ことのが「神激対その他大勢じゃない。ライブはいつだって私と君の1対1です。愛する君と2人で生きた証をこの日本武道館という場所に刻んでいこう。」と神激が大切にしてきたライブ観について言及し次の『喪失のカタルシス』へ。

ついに実現!「じっくり妄想シリーズ 武道館でやらせたる」

続くMCパートでTINAが「今日はせっかくの武道館なので待ってるやつがあるんじゃないかなーと思って」と客席に投げかけると、気づいたファンからは拍手が。いもこの「やりたい事と言えばあれっしょ!じっくり妄想ー!」というタイトルコールに合わせて企画がスタート。”もし実久里ことのが彼女だったら“というシチュエーションで寸劇を行うファンにはおなじみのシリーズだ。 ことのが恥じらいつつ「私さ、この活動を始めたころから決めてたことがあるんだ。1つはこうやって武道館に立つこと。そして武道館に立ったら君に一番大事なことを伝えるってこと。」と恥ずかしいセリフを並べる。メンバーが横で茶々を入れるも、全く動じないことのはそのまま続ける。「勇気を出して言うね。あなたの事がす…」と、ここまで言ったところで、すかさずTINAが「お時間ですー!」と割って入り、じっくり妄想は中断。こうして『発狂的発散案件=惰性』の歌詞にもある「じっくり妄想シリーズ武道館でやらせたる」が、オチ付きで実現した形となった。 その後再びライブパートへ戻り『BAD CAKE』を歌唱すると会場の盛り上がりを前に、あまねが「この熱気、まさにここはライブハウス武道館です。最高です!ありがとう!」とロックバンドBOOWYの名言を用いて喜びを表現。続く『自己都合主義メタモルフォーゼ』ではおなじみのフリースタイルパートでメンバーとファンが一緒になって同じ振りを行い、会場のボルテージは最高潮に。
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神激武道館もう1回やろう
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