更新日:2023年04月21日 18:47
恋愛・結婚

妻30歳が不倫、相手は年下大学生。バーベキューに参加したのを大後悔… ――不倫トップ10

友人から浮気の証拠写真が届く…

 バーベキューから数か月後。季節は冬になり、寒さの厳しいある日のことだ。原田さんのもとに友人から「これ、奥さんじゃないの?」というLINEが届く。 「若い男性のコートのポケットに一緒に手を入れながら笑顔で歩くS美の写真が送られてきて……ビックリし過ぎて、しばらく状況が飲み込めませんでしたね」  友人は、自撮りのフリをしながら2人の写真をたくさん撮り、「浮気の証拠にしろ」と言ってきたそう。 「僕は、そんなことよりも……S美の笑顔が、今までに見たことがないぐらい幸せそうだったのがショックで。心に重くのしかかりました。怒りよりも虚しさの感情が大きかったです。しばらくはその写真を見るのも嫌で、現実から逃げていましたが、1週間後ようやく写真を見せながらS美に『これって浮気してるってこと?』と確認してみると……あっさり認めたんですよ。正直、もっと動揺したり、ごまかしたりするのかと思ったのですが」 ネトラレ男 妻の話を聞いてみると、相手の男性は夏のバーベキューで知り合った大学生(知り合い夫婦の妻の弟)で、一緒に買い出しに行ったのがきっかけだったそう。 「まさか自分の企画したバーベキューでこんなことになるなんて、バカみたいですね。しかも今思えば兆候があったのにまったく気がつかなかったんですよ」  S美さんから「ごめんなさい、もう別れるから許して下さい」と謝罪を受けたが、原田さんの心には壁ができてしまったそうで……。

離婚をするべきか…

「僕も許してあげたいし、離婚もしたくないんですけど……もう、S美をあんなふうに笑顔にさせられる自信がないんですよね。情けない話なんですが。それに裏切られたショックはそう簡単には癒えないですよ」  とはいえ、離婚をするべきかなかなか答えが出せず、2人は気まずい雰囲気のまま現在も一緒に暮らしているそう。まさか自分の趣味がきっかけで妻が浮気に走ってしまうなんて……皮肉としか言いようがない。 <取材・文・イラスト/鈴木詩子>
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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