更新日:2023年04月13日 14:56
恋愛・結婚

「ルックスは最高、貞操は最悪」な女子大生の彼女。友人との浮気で修羅場に…

気持ちが冷め、ようやく気付いた人生の教訓

駅のホームで落ち込む男性「散々裏切られても、いつかは変わってくれると信じていたんですよ。復縁を持ちかけてきたのは愛花からです。ちゃんと大人になってくれたのか、もう少し行動を見たいなと思って、その時点では保留にしました」  期待と不安を抱えつつ、慎重に様子を探るつもりでいた。しかし、気持ちが冷める時がついにやってくる。 「きっかけは彼女のインスタ。クラブでテキーラ祭りをしながら、男と踊り狂っている動画を投稿していて……それを見た瞬間、『この子は本当に分からないんだな。俺が何を心配しているか理解できないから、こういう投稿をしちゃうんだろう』って思ったんですよ。恋愛関係はもう無理でしたね」    冷めるタイミングが遅すぎやしないか。浮気し続けた愛花もだが、そんな彼女を好きで居続けた須田さんも中々だ。もっと早く目を覚ますタイミングがあったはず。  彼はこの件で「はっきり分かったことがある」と話す。 「人間性は絶対に変わらない。口先だけの言葉を信じるのは、この時から止めました。その子の行動や周りを見て、本当はどういう人間なのか見抜く必要があるなと」  力説する彼に、筆者もうんうんと同意していたが……「愛花とは今も友達付き合いをしていて、最近はふたりでランチに行きました」と言われ、思わず椅子からずっこけそうになった。 「元通り、ただの友達ですよ(笑)。僕がこれから彼女を好きになる可能性はゼロですし、体の関係を持つこともないです」  本当か? と疑わずにはいられない。傷付けられても縁を切れずにいるのは、執着のようなものがあるのだろうか。‟喉元過ぎれば熱さを忘れる”にならないよう願うばかりだ。 <取材・文/倉本菜生>
福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0、Instagram:@0ElectricSheep0
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