恋のきっかけは“ヒヤシンス”の水耕栽培。インスタグラムで女性から意外な反応が
コロナ禍で出会いのチャンスも減り、マッチングアプリを利用する男女が増えているようです。しかし自分の良さが上手く出せずに、不発で終わってしまう場合もある。
今回は、そんな時に“ヒヤシンスの水耕栽培”を始めて突破口をひらいたという男性のエピソードをご紹介します。
吉田雅彦さん(仮名・37歳・会社員)は、以前の彼女(N実さん・会社員)と別れてから4年の月日が流れていました。
「N実とは同じ歳で、いずれ結婚するつもりだったのでした。しかしある日『結婚したい人ができたから』と急に振られてしまったんです。しかも相手は6歳下のバンドマンで、きっと地味な上になかなかプロポーズしない僕に愛想を尽かしたんだろうなと思いました」
そのショックからなかなか立ち直れず、時間ばかりが過ぎていき……。
「ようやく心の傷が癒えてきた頃にはコロナ禍で(笑)。人との接触が減る中で『やっぱり僕は誰かと支え合って生きていきたいし、また結婚を考えられるような恋人が欲しいな』と思うようになったんです」
ですが、コロナ禍ということもあり、出会いの場もなかなか無く、雅彦さんはとりあえずマッチングアプリに登録しました。
「ただ、実際はなかなか上手くいかなくて。僕が女性に一生懸命合わせて、やり取りを続けているうちに、なんかギクシャクしてフェードアウトっていうのが何度かありました。その度に『あぁ、一体僕は何をやっているんだろう?』となおさら寂しくなったりして」
そんな時、たまたま観ていたテレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ)に、お笑いコンビ・さらば青春の光の2人が出演していました。
「占い師の星ひとみさんが、女癖が悪く不祥事を起こした東ブクロ氏に、スキャンダル回避の方法として『今日から自宅に花瓶とお花を買って、毎日水を替えて花を愛でること。それを意識することによって愛情が増えるから』とアドバイスしていたんです」
雅彦さんは、なぜかその瞬間ピンときたそう。
「あ、それなら気楽に始められるしいいなと思いました。別に僕はスキャンダルなんて起こすわけないけど、愛情が増えると恋のチャンスも掴めそうじゃないですか」
コロナ禍で出会いがなかった37歳の会社員
テレビを眺めていると…
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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