新生活に向けて引っ越し作業を進めながら、「ああ〜もう、荷ほどきが終わらないよ……」と嘆く久保田未夢。新年度のタイミングでの引っ越し経験は学生時代だけだという。 「このお仕事を始めて2年目くらいで、大学も入学したてだったから、何もかもがてんやわんやで。あまり覚えてないんですけど、一人っ子で家事もしない、母に甘えた生活をしてたので、一人暮らしは無理だろうって思ってたんです。でも、いざやってみたら、意外ときれい好きなタイプなことに気づきました」 　掃除やゴミ出しは毎日と、家事をしなかった実家時代がウソのような生活ぶりだ。 「潔癖症ではないんですけど、目につく場所にホコリや髪の毛があると気になっちゃう。毎日どころか、下手したら30分に一回はコロコロしてるかも（笑）。床のストレッチマットに座ることが多いから、ホコリが目につきやすいのかな。 　でも自分のエリアさえ綺麗であれば周りは気にならないので、楽屋でほかの人が散らかしてても、私のゾーンが守られてれば全然大丈夫です」 　もしいま引っ越しをするとしたら、荷造りや荷ほどきには時間がかかりそう？ 「スイッチが入ればガ〜ッとやっちゃうけど、ぎりぎりまでだらだらしちゃうかな。昔は本棚いっぱいに漫画を並べてたけど、今は電子書籍が多いので、手元にあるのは『黒執事』だけ。ただ、服がたくさんあるから、意外と荷物は多くなっちゃいそう」 　引っ越し先はウォークインクローゼット付きにしたほうがいいのかもしれない。

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【久保田未夢】Miyu Kubota　’95年、埼玉県生まれ。工業高校出身でアーク溶接の免許を持つ。引っ越しで重視するのは「日当たりと収納です。小さい頃からモデルルームに行くのが好きで、普段から間取り情報を検索してます」 撮影／尾藤能暢　ヘアメイク／原田琴実　スタイリング／津野真吾(impiger)　衣装協力／MÊME ROAD　取材・文／森ユースケ