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「一寸先は闇の緊張感がたまらない」40代男性、ダイソーの“選択肢で物語が変わる”ストーリーブックで童心に帰る

入門編としてぴったり

ストーリーブック

選択肢によってストーリーが変わる

 さて、ダイソーのストーリーブックのほうはどうか。そのストーリーについてはネタバレするわけにはいかないが、僕が子供の頃に遊んでいたゲームブックと違って主人公のステータスの概念がない。簡単なパズルやなぞなぞを解いたり、アイテムを入手したりしながら進めていく。敵とのバトルではサイコロを使用しないので運の要素がなく、アイテムを使うなどすれば簡単に倒すことができる。  約1時間ほどでクリアできる初心者向けといった感じである。が、僕のように子供の頃にゲームブックで遊んでいた人が当時の懐かしさに浸ったり、ゲームブックに興味のある人が入門編として遊ぶのにはぴったりと言えそうだ。  僕もダイソーのストーリーブックで遊んでから久しぶりにまた本格的にゲームブックを始めたくなってしまった。が、今のゲームブック業界はいったいどうなっているのか。今でも新作は発表されているのか。そのあたりは詳しく調査してみる必要がありそうだ。 <取材・文/小林ていじ>
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。
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